2016.5.11
株式会社バンダイナムコホールディングス
2016年３月決算発表が発表になりました。
プリキュアのトイホビー売り上げは2016年1～３月で22億円。
決算数値は66億円となりました。
http://www.bandainamco.co.jp/ir/library/pdf/presentation/20160511_2Complement.pdf
昨年の決算数値は65億円だったので「微増」という結果となりました。
(↑2015年度はようやく下げ止まりました）
数字的にはこうなります。
トイ部門・売上
年度別(4月～翌3月)
2004年度:101億
2005年度:123億( 72 +34+17)
2006年度:*60億(18+15+10+17)
2007年度:105億(17+34+28+26)
2008年度:105億(28+27+20+30)
2009年度:119億(23+34+28+34)
2010年度:125億(32+36+28+29)
2011年度:107億(26+26+22+33)
2012年度:106億(28+29+18+31)
2013年度:*98億(24+25+16+33)
2014年度:*65億(19+17+*9+20)
2015年度:*66億(16+18+10+22 )
作品別(1～12月)
17+18+15+10=*60億 ふたりはプリキュアSplashStar
17+17+34+28=*96億 Yes!プリキュア5
26+28+27+20=101億 Yes!プリキュア5GoGo!
30+23+34+28=115億 フレッシュプリキュア!
34+32+36+28=130億 ハートキャッチプリキュア!
29+26+26+22=103億 スイートプリキュア！
33+28+29+18=108億 スマイルプリキュア
31+24+25+16=*96億 ドキドキプリキュア
33+19+17+*9=*78億 ハピネスチャージプリキュア
20+16+18+10=*64億 Go!プリンセスプリキュア
22 + 魔法つかいプリキュア
（この作品別ってのはプリキュアの放送期間に合わせて１～12月で再集計したものです。従い公式なものではありません）
（トイホビー売り上げは、玩具の他、アパレル、食玩、文具、生活用品等を含みます）
（グラフ）
（年度別トイホビー（4月～翌３月）売上）
企業の決算に基づいた集計です。
（作品別 トイホビー（１～12月）売上げ）
作品の放送期間に合わせて１～12月で集計したものです。
2016年、プリキュアの通期決算数値は66億円。
これは2015年４月～2016年３月までの数字ですので、
「Ｇｏ！プリンセスプリキュア」4月～「 魔法つかいプリキュア」３月までの数字ですね。
数字的には、昨年よりも微増しました。（65億→66億）
2010年をピークに下がり続けていたものが、ようやく下げ止まった感じですね。
なにはともあれ、良かったです。
もちろんコンテンツ自体の力もあるとは思いますが、
「妖怪ウォッチ」「アイカツ」などの驚異的な数値を叩きだしてきたコンテンツが若干勢いを無くしてきたことも、下げ止まりの要因ではないかと思います。
おそらく、売り上げ的には下げ止まり、この後60億前後で推移していく「安定期」に入っていくのではないでしょうか。
ただし、2015年度は通期計画が70億だったので66億という結果は「計画未達」ではあります。
2年連続の「計画未達」ですね・・。
ここはちょっと、不安な点でもあります。
2016年、魔法つかいプリキュアの年の通期計画値は７５億です。
魔法つかいプリキュアは玩具の展開は好調な様です。
アパレル、食玩、文具などがもうちょっと復活して来れば、2016年はさらに良い数値がでるのではないでしょうか。
今後も推移を見守っていきたいと思います。
（おわり）
