プリキュアの数字ブログ

プリキュアの数字に関するブログです。数字以外の事も半分くらい。数字に公平であるため広告、アフィリエイトは導入していません。価格.comのプリキュアおもちゃ特集ページ書きました。

「HUGっと!プリキュア」は、6~8歳女児にも支持される。プリキュアバンダイこどもアンケート2018より。

バンダイ「こどもアンケート」ってのがあります。
http://www.bandai.co.jp/kodomo/

その中で「お子様の好きなキャラクターに関する意識調査」を毎年4月5月に行っています。(発表は6月です。)

2018年の結果がサイトで発表されたのでプリキュア関連をまとめておきます。
http://www.bandai.co.jp/kodomo/pdf/question244.pdf


プリキュアは2004年から全てのデータはあるのですが、
2013年以降で調査方法が変更されているので、ここでは2013年以降のデータを扱います。

結果

2016~2018年の比較です。

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調査概要

■調査概要
【 調査目的 】 子どもの好きなキャラクターに関する意識・実態を探る
【 調査地域 】 全国
【対象者条件】 0~12 歳の子どもを持つ親 ※子どもと一緒に回答できる方
【 調査手法 】 インターネット調査(協力:株式会社クロス・マーケティング)
【 実査期間 】 20178年 5 月 11 日(金)~5 月 13 日(日)
【サンプル数】 800 人
【 構成 】
(全体) 0-2歳 3-5歳 6-8歳 9-12歳
  男子 100人 100人 100人 100人
  女子 100人 100人 100人 100人

引用(http://www.bandai.co.jp/kodomo/pdf/question236.pdf

2013年以降のプリキュアの支持率

(カッコ内はその年に放送されていたプリキュア)

総合(0~12歳女子)

2013(ドキドキ )21.3%(1位)
2014(ハピネス )12.3%(3位)
2015(プリンセス)  7.8%(4位)
2016(魔法つかい)  8.8%(2位)
2017(アラモード)  9.0%(2位)
2018(HUGっと!)11.3%(2位)

3~5歳女子

2013(ドキドキ )51.0%(1位)
2014(ハピネス )31.0%(1位)
2015(プリンセス)26.0%(1位)
2016(魔法つかい)19.0%(1位)
2017(アラモード)24.0%(1位)
2018(HUGっと!)28.0%(1位)

6~8歳女子

2013(ドキドキ )29.0%(1位)
2014(ハピネス )17.0%(2位)
2015(プリンセス)??.?%(3位以下)
2016(魔法つかい)13.0%(1位)
2017(アラモード)??.?%(3位以下)
2018(HUGっと!)14.0%(1位)

 
2013年以降のまとめです。

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 グラフにするとこうなります。

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思うこと

プリキュアは安定した人気

2018年の総合(0~12歳女子)の支持率は11.3%。
ここ4年間で、「0~12歳女子」のプリキュア支持率は7.8%→8.8%→9.0%→11.3%と上がってきています。

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「アイカツ!」や「妖怪ウォッチ」「アナと雪の女王」といった強力コンテンツがひと段落したことにより回復してきている事もあるのでしょうけど(それでも今だに3~5歳女子で2位に入るアナ雪の強さが凄い)、
プリキュアというコンテンツの安定した作品作り、女児への訴求方法などがコンテンツの支持率上昇へと繋がっているものと思われます。

ここ数年は「ディズニープリンセス」「アナと雪の女王」といったディズニー関連が上位に出てきています。女児向けコンテンツは小学生高学年で最近強い「すみっコぐらし」や「ドラえもん」が始めて総合5位に入ってくるなど、競合がひしめき合っています。
「魔法×戦士マジマジョピュアーズ」や「キラっとプリ☆チャン」などのタカラトミー勢も勢いがある様ですし、来年以降どうなっていくのか楽しみですね。

 

 3~5歳の支持率は上昇

3~5歳女児のプリキュア支持率は、昨年2017年の24%から28%へ上昇。

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このアンケートは5月に実施されている事より、これは「HUGっと!プリキュア」がメインでの数字と思われます。
「HUGっと!プリキュア」は昨年「キラキラ☆プリキュアアラモード」よりも、若干対象年齢が上がっている感じを受けていましたが、きっちり、3~5歳女子の支持率ナンバー1なのはさすがのプリキュアです

 

ちなみに
3~5歳女児の支持率は2005年以降、14年間ずっと1位をキープしています。

そういった意味でも、プリキュアは「不動の女児向けアニメNo1」だと言えるのではないでしょうか。

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3~5歳女子は、まさにプリキュアのメインターゲット。
この層で14年連続1位の支持率を取れているのは、さすがにプリキュアというコンテンツの強さを感じます。

6~8歳の支持率が回復

昨年ランク外になり少し心配だった「6~8歳女子」のプリキュア支持率は、2018年になって回復。14.0%で、6~8歳女子でも1位を取りました。

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6~8歳というプリキュア視聴年齢のちょっと上の層にも「HUGっと!プリキュア」は支持されている様です。


2017年「キラキラ☆プリキュアアラモード」よりも2018年「HUGっと!プリキュア」は若干、対象年齢が上がっている作風に感じますが、やはり「すこし対象年齢が上の層」にもきっちり訴求していた様です。
それが数字にも表れてきています。

6~8歳女子といえば、最近では「プリキュアを卒業している年齢」と言われがちなのですけど、今回、この6~8歳の年齢層でも「支持率1位」を取れているのは、本当に大きいと思います。
(対象年齢のマーケットが大きくなれば、コンテンツの売り上げもあがりますしね)

 

まとめ


2018年のバンダイこどもアンケートの結果より、

2018年プリキュアの支持率は

1.0~12歳女子総合は、ここ3年上昇傾向。
2.3~5歳女子の支持は14年連続1位。不動の王者プリキュアが健在
3.6~8歳女子の支持率も回復。HUGプリは少し年齢が上の層にも受け入れられる。

 

プリキュアのメインターゲットは3~6歳女子です。
今回のアンケートで、
3~5歳の層はもちろんの事、その上の6~8歳の層にプリキュアがきちんと支持されている事が数字として見えてきました。

「メインターゲットの女児は、今年もプリキュアを支持している。」

その結果に安心しました。

(おわり)