(軽いお話です。)
ハートキャッチプリキュアのBlu-ray BOX(全2巻)の発売を記念した声優陣の座談会の記事を読みました。
ハートキャッチプリキュアは個人的にも思い入れの強い作品ですので、ブルーレイ発売が楽しみですよね。
で、その中で言及されていた、
キュアサンシャインの声優さんである桑島法子さんが、プリキュアファンから「プリキュア愛が無い」と言われていた、というお話について補足しておきます。
桑島:プリキュアのムック本(東映アニメーション刊 「プリキュア10周年公式アニバーサリーブック」 2014年)が出た時に、歴代プリキュア全員がコメントを寄せたんですけど、私のだけすっごく短かいんですよ(笑)。
文字数がわからなくて、サンプルの文字数を数えてそのまんま書いちゃったんです。なんか少ないな……とは思ったんですけど、歴代プリキュア全員だからあんまり長いと誌面上の都合もあるだろうし、申し訳ないかなと思って……。
でも、できあがった見本誌を開いたら……みなさんビッチリ書いてあったんですよ! もう衝撃でした!
一同:(笑)
桑島:私のコメントが一番短かったと思います。あんまり短いから、字が大きくなってるんです(笑)。それを見たプリキュアファンの方からは、「桑島法子はプリキュア愛がない」と……。
正確には、「(一部の)プリキュアファンに~」、であって全てのプリキュアファンがそう思っていたわけではないのですけど、
一応家にある「プリキュア10周年公式アニバーサリーブック」引っ張り出して再確認してみました。
だいたい他の声優さんがこれ位の文章なのに対し、
(水樹奈々さんの例)
(引用;東映アニメーション刊 「プリキュア10周年公式アニバーサリーブック」 2014年 p27)
桑島法子さんのがコレ
(引用;東映アニメーション刊 「プリキュア10周年公式アニバーサリーブック」 2014年 p29)
うん、確かに短い。
しかしそれには理由があったのです。
文字数がわからなくて、サンプルの文字数を数えてそのまんま書いちゃったんです。なんか少ないな……とは思ったんですけど、歴代プリキュア全員だからあんまり長いと誌面上の都合もあるだろうし、申し訳ないかなと思って……。
桑島さんの気の使いっぷりが素敵です。
当時、某大型掲示板なんかで散々言われていた様な気がします。
(というか、声優さんってそういうの気になさるのですね・・)
しかし誤解が解けて
桑島さんのプリキュア愛が確認できて良かったです。
あと、関係ないですけど
この本での「プリキュア愛」と言えばこの人。
キュアメロディ、小清水亜美さん
(引用;東映アニメーション刊 「プリキュア10周年公式アニバーサリーブック」 2014年 p23)
プリキュア愛が重い・・・・
長いよ。字が小さいよ。
数えたら、710文字もありました。
それだけ思い入れが強いのでしょうね。
しかし今回の座談会も含めて、どのインタビュー記事見てもやっぱりプリキュアを演じられている声優さんのプリキュア愛ってのはすごいものがあります。
ちなみに補足しますと、
桑島法子さんが’(一部の)プリキュアファンから「プリキュア愛が無い」と言われていたのは、この10周年アニバーサリーブックの件の3年前、
2011年に発売された「プリキュアぴあ」でも結構あっさりめのコメントされていたために、「2回連続とはやっぱり・・・」ってなっていた事もあるのです。
(個人的には全くそんな事思わないのですけれどもね)
引用:ぴあMOOK「プリキュアぴあ」2011年 p23
まあ、それは置いておいて。
この「プリキュアぴあ」の声優さんコメントに関しては
キュアムーンライト役の久川綾さんのコメントが超いいお話なのです。
引用:ぴあMOOK「プリキュアぴあ」2011年 p25
テキスト化しますと、
「
セラムンを見ていた女の子がお母さんになって
「娘とプリキュアをみています♪」というおたよりを最近よくいただくんです。
イヤホント、ありがたいっすねぇ・・
いつの時代も子供達の憧れの的 戦う美少女を演じられて
本当に幸せでした♡
ありがとうございました♡♡
月影ゆり
キュアムーンライト役
久川 綾
」
これ本当に良いお話ですよね。
たまーに、資料確認のため「プリキュアぴあ」見直すと、
いつもこの久川綾さんのコメントでちょっと泣けてくるのですよね。
セーラームーンを見ていた女の子がお母さんになって、
娘と一緒にプリキュアを観ている。
素敵な光景ですよね。
でも、もう少し経てば。
「ふたりはプリキュア」に目を輝かせていた女の子がお母さんになって、娘さんと新しいプリキュアを一緒に観るようになる。
きっとそんな日が来るのでしょう。
母と娘、どんなお話をするのでしょうね。
そんな素敵な日が、早く来るといいな。
(おわり)