おとなのプリキュア事情2016 ---大人に人気のプリキュアは?---

プリキュアは間違いなく「子どもたち」のものです。
我々良い大人は、外野から観戦するのがマナーってものです。

でもね。

最近、プリティストアなどであきらかに大きなお友達を意識したグッズも発売されていることからわかるように、少しは僕たちも楽しんで良いような気もします。

2016年現在の「おとなのプリキュア事情」ちょっと調べました。
(去年も同様の調査を行ったのですが、今年もやりました。)
 

測定方法

 今回は、PIXIV(ピクシブ)に投稿されているプリキュア関連の数を計測、集計しました。
表記ゆれを防ぐために、タグによる検索を行い、最も多いものを数値として採用しています。
(例:「プリンセスプリキュア」17647 「GO!プリンセスプリキュア」2138の場合、前者の数値を採用)

一般向けのお話

プリキュアの位置づけ

まずは、大友におけるプリキュアの位置づけを調べました。

あ、大友ってのは「大きなお友達」の意味です。

主要なアニメ、ゲームのピクシブ投稿数です。
(検索日:2016年6月18日 20:00)
タイトル名によるタグ検索です。

実はピクシブってポケモンがかなり強かったのですね。知りませんでした。
 

プリキュアの位置づけは、「艦これ」や「初音ミク」「アイドルマスター」といったモンスターコンテンツよりは下ですが、「まどか☆マギカ」「ラブライブ」といった一時期の流行アニメよりは投稿数が多いようです。

当然プリキュアの方が放送年月が長く、歴史を重ねているので一概に比較はできません。(歴史的に一番近いのは「アイドルマスター」かもしれません)
それでも、やっぱり「プリキュア」ってコンテンテツは、大友の関心度はかなり高いことが伺えます。

大友人気のあるプリキュアは?

こちらは、シリーズ別でのピクシブの投稿数です(R18含む)。
(全ての期間で集計しているため、歴史が古いシリーズの方が数的には有利です。)
一番投稿数が多いのは「スマイルプリキュア!」。
2位の「ドキドキ!プリキュア」に2倍近い差をつけ、圧倒的な投稿数です。

棒グラフで見ると一目瞭然でしょうか。
 スマイルが飛びぬけて多く、次いでドキドキ!プリキュア、ハートキャッチプリキュア!が続きます。

同じデータですが、円グラフにすると違うことが見えてきます。
スマイルプリキュア!(25%)、ドキドキ!プリキュア(14%)、ハートキャッチプリキュア!(14%),、この3作品で、全体の53%、過半数を占めています。

要は、
「スマイルプリキュア!」
「ドキドキ!プリキュア」
「ハートキャッチプリキュア!」

この3タイトルが、大きなお友達に人気のあるプリキュア(だった)といえるのではないでしょうか。


しかし、これはあくまで「全期間」での集計です。
過去作が強いのは当たり前なので、最近1ヶ月の投稿数も調査してあります。
下の方にあります。

大友人気のあるキャラクターは?

次にキャラクター名での投稿数の結果を見てみます。
投稿数の多いキャラクターは下記の通りになりました。
(こちらも、全期間でも集計なので、過去のプリキュアの方が数的には有利になります)
プリキュア名のピクシブ投稿数について

キュアピースが圧倒的な強さでした。
次いで「キュアハッピー」「キュアマリン」と続きます。

投稿数トップ10の内訳は、

スマイルプリキュア 5人
ハートキャッチプリキュア 3人
ドキドキ!プリキュア 2人
と、この3作品で独占しています。

特にスマイルプリキュアは5人全員トップ10にランクイン
していますね。
(1位:ピース 2位:ハッピー 5位:ビューティ 8位:サニー 9位:マーチ)
やっぱりスマイル組は強いですね。

当時を思い出しても、なんだか大友が恐ろしい勢いで食いついていましたよね。

変身前キャラ名で一番人気は? 

ピクシブでは、「プリキュア名」の他に、「変身前の人物名」でタグがついているものもあります。そこで、変身前のキャラ名でも検索集計を行いました。
(当然、プリキュア名と、変身前のキャラ名が1枚の絵で重複している場合もあります)

変身前のキャラのピクシブ投稿数について
 
変身前のキャラ名でも、
1位はキュアピースこと「黄瀬やよい」でした。
なんなのでしょうね、この強さは。

次いで同じく「スマイルプリキュア」より「緑川なお」、
「ドキドキ!プリキュア」より「相田マナ」と続きます。

変身前の人物名でも、トップ10のうち、
スマイルプリキュア 5人
ドキドキ!プリキュア 3人
ハートキャッチプリキュア 2人

と、この3作品で独占しています。
こちらでもスマイルプリキュアは5人全員トップ10にランクインしていますね。
 

 プリキュア名と人物名の人気の差について

プリキュア名と人物名を並べるとこうなります。
「プリキュア名で投稿数の多いキャラ」と、「変身前のキャラ」で投稿数が多いキャラとで、色々と面白い結果が見えます。

プリキュア名、変身前キャラ名ともに、1位は不動のキュアピースですが、

例えば、
キュアマーチ(9位:4062)→緑川なお(2位:9693)
と、変身前の方が投稿数が多くなったり、
逆に、
キュアサンシャイン(4位:4998)→明堂院いつき(23位:2454)
の様に、変身前キャラの投稿数が極端に落ちる例もありました。

「キュアマーチ」よりも「緑川なお」の方が(妄想的に)描きやすい傾向にあったのかも知れませんし
また、
「明道院いつき」よりも「キュアサンシャイン」の方が(露出的な意味でも)描きやすかったのでしょうか。

特に「スマイルプリキュア!」「ドキドキ!プリキュア」において、
「プリキュア名」よりも、「変身前の人物名」タグでの登録数が多くなっている傾向にありました。
 
逆に、「変身前のキャラ名」よりも「プリキュア名」の方が検索数が多い傾向にあったのが、
「フレッシュプリキュア!」「ハートキャッチプリキュア!」でした。
 
このあたり、投稿する人が「プリキュア」を重視していたのか、「変身前のキャラ」を重視していたのかが垣間見えます。
(最近の傾向は、どうも「変身前のキャラ名」での投稿が多くなってきている感じですね)

ピンク、ブルー、イエローで75%

 プリキュアは「色別」で語られることも多いですね。

プリキュアの色別での割合を調べました
(初代~SSの5人は除いて、戦隊的な色合いになったプリキュア5以降のキャラで集計しました。)

便宜的にスイートプリキュアのキュアリズムはブルー、キュアビートは紫、魔法つかいプリキュアのキュアマジカルは紫で集計しています
キュアリズムは本来ピンク(もしくは白)なんですが、メロディとダブルピンクにすると趣旨がぶれちゃうためです。あとキュアビートも(個人的には)青だと思っていますが紫で集計しました。

結果です。
プリキュアの色別の投稿数の割合
ピンク、ブルー、イエローの3色で76%を占めています。

ただし、これは当たり前と言えば当たり前なのです。
集計人数が、

ピンク9人、ブルー9人、イエロー8人、緑2人、赤5人、紫5人での集計なので
均等に投稿されている仮定した時の期待値は、
ピンク24%、ブルー24%、イエロー22%、緑 5%、赤13%、紫13%です。
カイ二乗検定を行い、分散に有意差があるか調べましたが、残念ながら有意差は無く、要は偶然でも起こりうる範囲の数字でありました。

それでもやっぱり、この3色は多い傾向な様な気がしますよね。

こちらは、各シリーズの色別の投稿数の割合データです。
プリキュアタイトル別のカラー別の割合について
 各シリーズ毎の、キャラ別の人気の傾向が判って面白いですね。
各シリーズ通して「黄色キャラ」に人気があるのがなんとなく判ります。

 

最近1ヶ月の傾向

最近1ヶ月の投稿数の傾向です。2016.5.19~6.18のデータになります。
プリキュアシリーズの1ヶ月のピクシブ投稿数(2016.5.19~6.18)
1ヶ月の投稿数(2016.5.19~6.18)
1位:魔法つかいプリキュア 756(42%)
2位:Go!プリンセスプリキュア 271(15%)
3位:ドキドキプリキュア 171(9%)
4位:スマイルプリキュア:159(9%)
5位:ハピネスチャージプリキュア 84(5%)

1位は放送中の「魔法つかいプリキュア」、
2位に昨年放送の「Go!プリンセスプリキュア」になるのは、当たり前としても、


3位に「ドキドキ!プリキュア」、4位「スマイルプリキュア」と、ここ1ヶ月でもこの2作はかなりの強さですね。
 最新作「魔法つかいプリキュア!」が7~80%位行くのかと思いましたが、意外と旧シリーズも頑張っているようです。

キャラ別の最近1ヶ月の投稿数です。
(2016.5.19~6.18)
こちらも当然、最新作および前年作のプリキュアの投稿が多いのですが、
過去作のプリキュアたちも万遍なく投稿されていました。

こういった、過去作にも根強いファンがいることが、プリキュアの歴史でもあり強みであると言えるのではないでしょうか。

おとなのプリキュア事情(R18)

ここからは、おとなの世界になります。
ピクシブにおけるR18の投稿数をしらべました。

R18におけるプリキュアの位置

R18ピクシブ投稿数について
「艦これ」「アイドルマスター」には負けますが、
意外とR18の投稿数も比較的多いプリキュア。

R18率(R18/総投稿数)も9.04%と比較的高い傾向にありました。
11個投稿があれば、1つはR18である、という位の割合ですね。

R18率が高いのは、スイートプリキュア

プリキュアシリーズのR18ピクシブ投稿数について
  R18の投稿数が最も多いのは案の定「スマイルプリキュア!」でした。2位の「ドキドキ!プリキュア」にダブルスコアをつけて圧倒的な投稿数です。
しかし、
最もR18「率」が高かったのは、スイートプリキュア。これがもう12.8%と圧倒的な強さでした。
スイートプリキュアのタグがついている投稿のうち、8枚に1枚はR18という状況です。
なんなのでしょう。スイートプリキュアはいろいろと描きやすいのでしょうか。
 

R18人気の高いプリキュアは?

次に、プリキュア別のR18投稿数です。
 こちらでも、R18投稿数では「キュアピース」が圧倒的な強さでした。

「R18率」で見ると
1位「キュアメロディ」15.6%
2位「キュアリズム」15.2%
、とスイートプリキュアの2人がワンツーフィニッシュでした。

やっぱり、スイートプリキュアの2人は「同時にR18」になっている確率が高いようですね。理由は判りません。

プリキュア名と変身前のキャラ名での差

一般向けと同様に、R18でも「プリキュア名」と「変身前のキャラ名」において
投稿数の差が見受けられました。
R18プリキュア名と変身前キャラ名の投稿数の差について
こちらでも一般向け投稿の時と同様に
例えば、
「キュアサンシャイン」での投稿数が多いのですが、変身前「明堂院いつき」での投稿数は少ない傾向にあったり、
逆に、「キュアハート」よりも「相田マナ」の方が多かったり、

キャラクターによって特徴的な傾向が出ています。

どのみち「キュアピース」の1位は変わらないのですけどね・・。

黄色プリキュアはR18にされやすい?

 
R18投稿数のうち、約1/3はイエロープリキュアが占めています。
また、ピンク、ブルー、イエローの3色で75%を占めています。

ただし、こちらも集計人数が、
ピンク9人、ブルー9人、イエロー8人、緑2人、赤5人、紫5人での集計なので
均等に投稿されている仮定した時の期待値は、
ピンク24%、ブルー24%、イエロー22%、緑 5%、赤13%、紫13%です。
カイ二乗検定を行い、分散に有意差があるか調べましたが、残念ながら有意差は無く、偶然でも起こりうる範囲の数字でありました。もう少しサンプルが増えれば結果変わってくるのかも知れません。

それでもやっぱり黄色は強い。

 R18におけるプリキュアカラー別の割合

 こちらはR18投稿数におけるプリキュアのシリーズ別カラー別カラーの割合です。
各シリーズ毎で色々と特徴があって面白いのですが、
「Go!プリンセスプリキュア」におけるR18投稿数のうち、
「キュアトゥインクル」が58.5%を占めている、という結果が出ています。
この「Go!プリンセスプリキュア」の分散も検定を行った所、カイ二乗検定を行っても5%の危険率で有意差がある、という結果になりました。
要は、「Go!プリンセスプリキュア」においては、有意に「キュアトゥインクル」のR18投稿数が多いことがわかりました。

あと「スマイルプリキュア」においても、カイ二乗検定の結果、期待値からの乖離が見受けられました。(要はやっぱりキュアピースが強かった)

大友人気と売り上げの相関について

最後に「大友の投稿数」はプリキュアの売り上げに影響あるのかを調べました。
 ピクシブ投稿数とバンダイ売り上げの相関について

ピクシブ投稿数と、バンダイトイホビーの売り上げの

相関係数は0.37と微妙な数字です。

弱い相関がある、といえばあるのかも知れませんが、強い相関はありませんでした。

「大友人気」と「トイホビー売り上げ」には強い相関が無いようです。

表には有りませんが、「視聴率との相関」「映画興行収入との相関」「映画DVD、BD売り上げとの相関」も取りましたが、強い相関は認められませんでした。

まあ、そりゃあそうなのでしょう。

「大きなお友達の人気」は、「小さな子供たちの市場」に影響は少ないようです。

大きなお友達におきましては、
お子様に迷惑をかけずに、節度を守ってプリキュアライフを楽しみましょうね。
 
(おわり)
 
 
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