プリキュアの数字ブログ

プリキュアの数字に関するブログです。数字以外の事も半分くらい。数字に公平であるため広告、アフィリエイトは導入していません。価格.comのプリキュアおもちゃ特集ページ書きました。

子供は確実に戻ってきている。好調、2016年7~9月プリキュア売り上げは20億。

2016年11月8日
バンダイナムコの平成29年3月期 第2四半期決算短信が発表されました。

これは2016年7,8,9月の数字ですね。
プリキュアのトイホビー売り上げは
20億円でした。

http://www.bandainamco.co.jp/cgi-bin/releases/index.cgi/file/view/5540?entry_id=5086

 昨年同期が18億だったので、2億増です。

数字的にはこうなります。

トイ部門・売上
年度別(4月~翌3月)
2004年度:101億
2005年度:123億( 72 +34+17)
2006年度:*60億(18+15+10+17)
2007年度:105億(17+34+28+26)
2008年度:105億(28+27+20+30)
2009年度:119億(23+34+28+34)
2010年度:125億(32+36+28+29)
2011年度:107億(26+26+22+33)
2012年度:106億(28+29+18+31)
2013年度:*98億(24+25+16+33)
2014年度:*65億(19+17+*9+20)
2015年度:*66億(16+18+10+22 )
2016年度:****億(16+20           )


作品別(1~12月)
17+18+15+10=*60億 ふたりはプリキュアSplashStar
17+17+34+28=*96億 Yes!プリキュア5
26+28+27+20=101億 Yes!プリキュア5GoGo!
30+23+34+28=115億 フレッシュプリキュア!
34+32+36+28=130億 ハートキャッチプリキュア!
29+26+26+22=103億 スイートプリキュア!
33+28+29+18=108億 スマイルプリキュア
31+24+25+16=*96億 ドキドキプリキュア
33+19+17+*9=*78億 ハピネスチャージプリキュア
20+16+18+10=*64億 Go!プリンセスプリキュア 
22+16+20                   魔法つかいプリキュア

(この作品別ってのはプリキュアの放送期間に合わせて1~12月で再集計したものです。従い公式なものではありません)

 

(トイホビー売り上げは、玩具の他、アパレル、食玩、文具、生活用品等を含みます)

(グラフ)

(年度別トイホビー(4月~翌3月)売上)
企業の決算に基づいた集計です。

f:id:kasumi19732004:20161108195912p:plain

 

(作品別 トイホビー(1~12月)売上げ)
作品の放送期間に合わせて1~12月で集計したものです。

f:id:kasumi19732004:20161108195930p:plain

 

思うこと

順調に回復してきていますね。

昨年同期が18億だったので、昨年同期比で111%。

2Q(7~9月)だけでみれば
17億(2014)→18億(2015)→20億(2016)

と徐々にではありますが、回復してきています。

妖怪ウォッチなどに侵食されて大きな売り上げ減となった2014年から、
1つづつ、1つづつ、確実に積み重ねてきた成果だと思います。


 2Q(7.8.9月)は、キュアフェリーチェ関連の玩具が展開された期ですね。
「リンクルスマホンDX 変身キュアフェリーチェセット」、前期から引き続き「おしゃべり変身モフルン」が売り上げを牽引したのでしょうか。

少なくとも、言えることは

「魔法つかいプリキュア!」は確実に子供たちにも受け入れられている、ということですよね。
これは大変に良いことだと思います。

これは「映画魔法つかいプリキュア!奇跡の変身!キュアモフルン!」の絶好調っぷりからもわかりますね。

prehyou2015.hatenablog.com

 



うん。
「魔法つかいプリキュア!」
一部の大きなお友達には不評であることも耳にしますが、
そんな事は関係ない。
メインターゲットの子供達は、ちゃんと、確実に楽しんでいるようですね。

もう、それで「魔法つかいプリキュア!」の評価は出ているようなものです。

 

あと、注目すべき点としては、

通期計画が75億から79億へ上方修正されています。
(計画が上方修正されるのは、2010年4Q以来6年ぶりの朗報です)

要は、年間75億売ろうと思っていたけど、もっと売れそうなので79億売ることにした、ということです。

これは、まだ公表されていない足元の数値がかなり良いのか、
それとも来季のプリキュアに相当力を入れてくるか、のどちらかだと思われます。

ちょっと今後の展開を楽しみにしたいと思います。

トイホビー売り上げは、当然おもちゃだけではなく、文具、アパレル、食玩なども含まれます。これらが回復しない事には、完全な復調とは言えないとは思います。


しかし最近、自分の感覚としてはプリキュアの関連商品がお店に並ぶことが増えている感じがします。

何はともあれ、
魔法つかいプリキュア!関連は、
あとクリスマス商戦、年末商戦がどうなるか、ですよね。

映画同様、やっぱり「モフルン」が鍵を握っている様な気がします。

好調が維持していくと、良いですね。

 

(おわり)

 

(数値のまとめはこちら)

prehyou2015.hatenablog.com