プリキュアの数字ブログ

プリキュアの数字に関するブログです。数字以外の事も半分くらい。数字に公平であるため広告、アフィリエイトは導入していません。価格.comのプリキュアおもちゃ特集ページ書きました。

下がるも想定内。バンナム、プリキュア2019年1Q数値。

2019年8月8日
バンダイナムコの2020年3月期 第1四半期決算短信が発表されました。 

期間としては、2019年4月~6月の結果です。
(スター☆トゥインクルプリキュアの前半ですね)


プリキュア、2019年1Qの
トイホビー売り上げは 23億円でした。

数字的にはこうなります。

トイ部門・売上
年度別(4月~翌3月)
2004年度:101億
2005年度:123億( 72 +34+17)
2006年度:*60億(18+15+10+17)
2007年度:105億(17+34+28+26)
2008年度:105億(28+27+20+30)
2009年度:119億(23+34+28+34)
2010年度:125億(32+36+28+29)
2011年度:107億(26+26+22+33)
2012年度:106億(28+29+18+31)
2013年度:*98億(24+25+16+33)
2014年度:*65億(19+17+*9+20)
2015年度:*66億(16+18+10+22 )
2016年度:*75億(16+20+13+26)
2017年度:*81億(18+20+16+27)
2018年度:
101億(25+26+20+30)
2019年度:****億(23                  )


作品別(1~12月)
17+18+15+10=*60億 ふたりはプリキュアSplashStar
17+17+34+28=*96億 Yes!プリキュア5
26+28+27+20=101億 Yes!プリキュア5GoGo!
30+23+34+28=115億 フレッシュプリキュア!
34+32+36+28=130億 ハートキャッチプリキュア!
29+26+26+22=103億 スイートプリキュア♪
33+28+29+18=108億 スマイルプリキュア!
31+24+25+16=*96億 ドキドキプリキュア!
33+19+17+*9=*78億 ハピネスチャージプリキュア!
20+16+18+10=*64億 Go!プリンセスプリキュア 
22+16+20+13=71億  魔法つかいプリキュア!
26+18+20+16=80億  キラキラ☆プリキュアアラモード
27+25+26 +20=98億  HUGっと!プリキュア
30+23       スター☆トゥインクルプリキュア

(この作品別ってのはプリキュアの放送期間に合わせて1~12月で再集計したものです。公式な集計ではありません)

(トイホビー売り上げは、玩具の他、アパレル、食玩、文具、生活用品等を含みます)

 

 

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(グラフ)

(年度別トイホビー(4月~翌3月)売上)
企業の決算に基づいた集計です。

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(作品別 トイホビー(1~12月)売上げ)
作品の放送期間に合わせて1~12月で集計したものです。(公式な集計ではありません)

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(通期計画と実際の差)

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緑色の折れ線が「通期計画の推移」でし。

(思う事)

2019年4~6月のプリキュアのトイホビー(およびグループ全体)の売り上げは23億円でした。

これは昨年同期の25億より2億円下がった結果となります。

だからといってプリキュアの勢いが落ちているわけではありません。

今年度の「通期計画(=1年通しての計画値)」は95億。
(2018年は101憶円の売り上げがありました)

これはどういう事かというと、
2018年は「101億」の売上があったけど、
2019年全体の売上は、昨年より落ちる「95億」を予定しています。

って事です。
だから今回数字が下がったのは「想定内」で別に驚くものでもありません。
(さすがに昨年の「15周年記念イヤー」ほどの売上は難しいと思われます)

昨年と同じレベルの売り上げを計画していて売り上げが落ちるのはまずいですが、昨年よりも落ちる事を想定しているので今のところ大丈夫だと思います。

ちなみに今回の短信では「上半期の売り上げ見込み」が45憶である事も発表になっています。つまり2Qのプリキュアのトイホビーは22憶円であることも想定されています。(これは昨年2Qの26億よりも下がる事となります)

ですので「1Q,2Qとも昨年よりも下がる事となっても、それは想定内なので騒ぐことではない」というスタンスでいる事が大事だと思います。

ただ、業界紙トイジャーナルでの「スター☆トゥインクルプリキュア」の言及では昨年ほどの勢いはなく、あまり芳しくない表現が続いていますので、この先はどうなるかちょっとわかりませんよね。

あと、消費増税の影響もどうなるのか・・
推移を見守りたいと思います。


プリキュア以外のIPはどうなのでしょうか?
2018年、2019年で1Q(4~6月)での比較です。

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ドラゴンボール、ガンダム、ワンピースといった大手のコンテンツは軒並み100~110%と好調を維持しています。
アイカツ!は昨年よりも1億下げただけに留まり、根強い人気のほどが伺えます。

 

(おわり)