プリキュアの数字ブログ

プリキュアの数字に関するブログです。数字以外の事も半分くらい。数字に公平であるため広告、アフィリエイトは導入していません。価格.comのプリキュアおもちゃ特集ページ書きました。

「計画通りに好調」プリキュア、バンナム2019年2Q数値。

2019年11月7日
バンダイナムコの2020年3月期 第2四半期決算短信が発表されました。 

期間としては、2019年7月~9月の結果です。
(スター☆トゥインクルプリキュアの夏ぐらいですね)

IR・投資家情報|株式会社バンダイナムコホールディングス


プリキュア、2019年1Qの
トイホビー売り上げは 22億円でした。

数字的にはこうなります。

トイ部門・売上
年度別(4月~翌3月)
2004年度:101億
2005年度:123億( 72 +34+17)
2006年度:*60億(18+15+10+17)
2007年度:105億(17+34+28+26)
2008年度:105億(28+27+20+30)
2009年度:119億(23+34+28+34)
2010年度:125億(32+36+28+29)
2011年度:107億(26+26+22+33)
2012年度:106億(28+29+18+31)
2013年度:*98億(24+25+16+33)
2014年度:*65億(19+17+*9+20)
2015年度:*66億(16+18+10+22 )
2016年度:*75億(16+20+13+26)
2017年度:*81億(18+20+16+27)
2018年度:
101億(25+26+20+30)
2019年度:****億(23+22                 )


作品別(1~12月)
17+18+15+10=*60億 ふたりはプリキュアSplashStar
17+17+34+28=*96億 Yes!プリキュア5
26+28+27+20=101億 Yes!プリキュア5GoGo!
30+23+34+28=115億 フレッシュプリキュア!
34+32+36+28=130億 ハートキャッチプリキュア!
29+26+26+22=103億 スイートプリキュア♪
33+28+29+18=108億 スマイルプリキュア!
31+24+25+16=*96億 ドキドキプリキュア!
33+19+17+*9=*78億 ハピネスチャージプリキュア!
20+16+18+10=*64億 Go!プリンセスプリキュア 
22+16+20+13=71億  魔法つかいプリキュア!
26+18+20+16=80億  キラキラ☆プリキュアアラモード
27+25+26 +20=98億  HUGっと!プリキュア
30+23+22     スター☆トゥインクルプリキュア

(この作品別ってのはプリキュアの放送期間に合わせて1~12月で再集計したものです。公式な集計ではありません)

(トイホビー売り上げは、玩具の他、アパレル、食玩、文具、生活用品等を含みます)

 

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(グラフ)

(年度別トイホビー(4月~翌3月)売上)
企業の決算に基づいた集計です。

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(作品別 トイホビー(1~12月)売上げ)
作品の放送期間に合わせて1~12月で集計したものです。(公式な集計ではありません)

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(通期計画と実際の差)

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緑色の折れ線が「通期計画の推移」です。

(思う事)

2019年7~9月のプリキュアのトイホビーの売り上げは22億円でした。
これは昨年同期の26億より4億円下がった結果となります。
まあ、昨年は15周年イヤーだったので仕方がない面もあります。

昨年の15周年イヤーは例外として、2Qの数字としてはここ6年の間でも(昨年を除き)最も良い数字となりました。

今年は、いわゆる「箱もの」おもちゃを展開せずに、「妖精フワ」の成長体の玩具をクリスマス商戦へともってきました。

スター☆トゥインクルプリキュア パワーアップ変身!  DXおしゃべりフワ

 

これがどう出るのか、クリスマス商戦が楽しみですよね。


ただ、1つ気になるのはプリキュアが回復傾向に入った2015年から、ずっと1Q→2Qは数字が上がっていたのに、今回久しぶりに2Qが1Qを下回る結果となりました。
ずっと右肩上がりで回復していたのが、ちょっと一息ついて「安定傾向」に入ったものと思われます。


計画値との差を見ると、今季の上半期の計画値は45億円だったのでまさに「計画通り」の推移となっています。(ここで数字が悪いと、計画値が下げられてしまうのですがそんな事もありませんでした)
また、通期計画も変更がなく95憶。残りの下半期で50億売り上げる計画となっています。
下半期に50億というのは15周年イヤーであった2018年実績と同じ数字です。(ただ2018年下半期と同じ売り上げの計画は、ちょっとこれは厳しい戦いになるかもです。)

 
とにかく2019年上半期のプリキュアは順調に「計画通り」に好調を維持している様です。

引き続きの推移を見守っていきたいと思います。

(おまけ)

プリキュア以外のIPはどうなのでしょうか?
2018年、2019年上半期での比較です。

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ドラゴンボール、ガンダム、ワンピースといった大手のコンテンツは軒並み前年を上回る好調を維持しています。
アイカツ!は昨年よりも1億下げただけに留まり、根強い人気のほどが伺えます。

 

(おわり)