2018年2月9日
バンダイナムコの2018年3月期(平成30年3月期)第3四半期決算短信が発表されました。
http://www.bandainamco.co.jp/ir/library/pdf/presentation/20180209_2Complement.pdf
期間としては、201年10月~12月の結果ですね。
プリキュアの3Qトイホビー売り上げは16億円でした。
数字的にはこうなります。
トイ部門・売上
年度別(4月~翌3月)
2004年度:101億
2005年度:123億( 72 +34+17)
2006年度:*60億(18+15+10+17)
2007年度:105億(17+34+28+26)
2008年度:105億(28+27+20+30)
2009年度:119億(23+34+28+34)
2010年度:125億(32+36+28+29)
2011年度:107億(26+26+22+33)
2012年度:106億(28+29+18+31)
2013年度:*98億(24+25+16+33)
2014年度:*65億(19+17+*9+20)
2015年度:*66億(16+18+10+22 )
2016年度:*75億(16+20+13+26)
2017年度:**億(18+20+16+**)
作品別(1~12月)
17+18+15+10=*60億 ふたりはプリキュアSplashStar
17+17+34+28=*96億 Yes!プリキュア5
26+28+27+20=101億 Yes!プリキュア5GoGo!
30+23+34+28=115億 フレッシュプリキュア!
34+32+36+28=130億 ハートキャッチプリキュア!
29+26+26+22=103億 スイートプリキュア!
33+28+29+18=108億 スマイルプリキュア
31+24+25+16=*96億 ドキドキプリキュア
33+19+17+*9=*78億 ハピネスチャージプリキュア
20+16+18+10=*64億 Go!プリンセスプリキュア
22+16+20+13=71億 魔法つかいプリキュア
26+18+20+16=80億 キラキラ☆プリキュアアラモード
(この作品別ってのはプリキュアの放送期間に合わせて1~12月で再集計したものです。公式な集計ではありません)
(トイホビー売り上げは、玩具の他、アパレル、食玩、文具、生活用品等を含みます)
(グラフ)
(年度別トイホビー(4月~翌3月)売上)
企業の決算に基づいた集計です。
(作品別 トイホビー(1~12月)売上げ)
作品の放送期間に合わせて1~12月で集計したものです。(公式な集計ではありません)
(思う事)
2017年10~12月のバンダイナムコのプリキュアのトイホビー売り上げは16億円でした
3Qだけみてみると、
2014年 9億
2015年 10億
2016年 13億
2017年 16憶←New!!
と順調に回復してきています。
2017年10~12月は主に「キラキラルクリーマー」の売り上げが大きかった様です
プリキュアの売り上げは、順調に回復してきている様です。
ここ3年で、かつて「アイカツ!」「妖怪ウォッチ」「アナと雪の女王」などに苦しめられてきたプリキュアが完全復活の様相です。
一度落ち込んだ時に「変な手」を打たずに、真摯に子供達に向けた作品を作り続けてきた事が、ようやく形になってきている感じです。
玩具業界誌トイジャーナルでも、
2018年2月号 2017-2018年末年始商戦総括 p40
バンダイ トイ戦略室デピュティゼネラルマネージャー 大関豊秋氏対してガールズトイ事業部は昨対125%と好調で、
「プリキュア」108%、たまごっち123%、女児ホビー141%などが牽引しました。
プリキュアは「キラキラルクリーマー」を中心に想定通りの販売となり
今回の商戦に限らず安定した売り上げ貢献ができたものと考えています。トイジャーナル2月号 p40
と、「キラキラ☆プリキュアアラモード」は1年を通して安定して売り上げに貢献していた様です。
主要IPの3Qまでの売り上げ推移
主要IPの1Q~3Qまで(4月~12月)までのクループ全体の売り上げを
2016年と2017年で対比すると、
ドラゴンボールが250億円以上アップの大躍進、
仮面ライダー 29億アップ
スーパー戦隊 12億アップ
プリキュア 5億アップ
、とニチアサ関連は全て上がっています。
NARUTOは、何があったのでしょうか?大幅に上げています。
また、逆に大幅に下げてしまったのが「妖怪ウォッチ」ですね・・
(おわり)