2016.11.14
2016年「魔法つかいプリキュア」のかるたの記事はこちらです
2015.11.4
プリキュアかるたがおもしろい
(まーた数字に関係ない話です)
さて、毎年恒例となっている「プリキュアのかるた」の話です。
プリキュアかるたを(本来の使用目的以外で)毎年、
ひそかに楽しみにしている"いい大人"がおそらく
日本中で15人くらいはいるものと思われます。
自分もその一人です。
すごく面白いんですよ、「プリキュアかるた」。
で、これが今年のかるた表紙です。
かるたの表紙は、普段は見られない着物姿のプリキュアを見ることができて新鮮です。
「る」
で、「る」です。
何を言っているのか解らないかもですが、プリキュアのかるたの
「る」は「るすばん」の確率が異常に高いのです。
こんな感じです。
毎年、プリキュアかるた発売前には、ごく一部で
「今年の「る」は誰がるすばんするんだ・・」ってザワつき出します。
で、2015年10月30日にようやくプリンセスプリキュアのかるたが発売されました。
今年のるすばん係、
もし「ゆいちゃん」がるすばん係だったら(一部の)ゆいちゃんファンでネット界隈が荒れるだろうなぁ・・って思っていたのですが、
今年の「る」
Go!プリンセスプリキュアかるた、今年の「る」はこの人でした。
白金さんだあああああああ。
そうか。
この人がいたか。
うん、いいチョイスだ。
ある意味、全方向に波が立たない完璧なチョイスだ。
この人が留守番していてくれたら、みんな安心して戦えますしね。
さすがだぜ、サンスター文具の担当者。
昨年ハピネスチャージプリキュアのかるたでは、
「る」がこの人だったため、
「お前、留守番してゆうがに茶飲んでいる場合じゃないだろ!」
と一部でツッコミがはいったものです。
例年のプリキュアかるた表紙一覧です。
着物姿のプリキュアたちの麗しい姿が見られる貴重な機会です。
(キュミューズこと調辺アコちゃんが販促期間の関係上いないのが、本当に悔しいですよね)
12年にもわたる着物の形、柄などからその時代の文化的考察が出来るのかもしれませんが、よく考えたらファッションを語れる脳みそなんてこれっぽっちもありませんでした。
でも、「プリキュアかるた」の表紙に描かれているのは
全員「変身前」の「着物姿」なんですよね。
普通、権利者側が売りたいのはあくまで「プリキュアに変身した姿」のハズなのに
描きおろしで、わざわざ変身前の「オリジナルデザインの着物姿」を表紙に使う、とはすごいことではないのでしょうか。
(「アイカツかるた」も「プリパラかるた」も着物姿ではありません。)
この「変身前の姿を表紙に使う」ということがどれくらいすごいのか、というと
「仮面ライダーかるた」に例えると、
普通はこうなのに、
こうなっている、ということですよね。
あれ?意外と一部にバカ売れなんじゃないのか、これ。
なにはともあれ。
わざわざ、毎年着物姿のプリキュアを描いてくれてありがとうございます。
サンスター文具の担当者様。
羽子板。
もうひとつ、プリキュアかるたには欠かせないものとして、
フレッシュプリキュア以降の「羽子板ネタ」があります。
毎年、羽子板になんらかのネタを仕込んでいます。
(フレッシュプリキュア)
4人のデフォルメ羽子板
(ハートキャッチプリキュア)
正体ばらしてどうする、えりか
(スイートプリキュア)
セイレーンの羽子板をもつエレン
(スマイルプリキュア)
お兄ちゃん、かろうじて出演
(一部妹の耳とカブっている)
(ドキドキプリキュア)
}
ジョー岡田・・・
(ハピネスチャージプリキュア)
誠司とヒメ。
(Go!プリンセスプリキュア)
お兄様をもつトワ様
ここ3年は、男性陣がかろうじて羽子板で出演しています。
こんな感じで、羽子板に毎年何らかのネタを仕込んでいます。
さすがだぜ、サンスター文具。
来年もよろしくお願いします、サンスター文具。
プリキュアかるた、面白いんですよ。
で、ですね。
再度言いますが、プリキュアかるたって本当に面白いんですよ。
個人的に一番好きなのはスマイルプリキュアの「さ」
スマイルプリキュア1話、
転校初日であんなに緊張していたみゆきちゃんが、
約1年後、かるたを買って遊んでくれる子供たちに
「さいこうのともだちをみつけたよ!」
って報告してくれてるんです。
星空みゆきが1年かけて積み重ねてきた物語、
「さいこうのともだちをみつけた」こと、
これを、お正月にかるたで遊んでくれている
小さな子供たちにきちんと報告していたのです。
「さいこうの ともだちを みつけたよ!」って。
なんというか、すごくほっこりしますよね。
ちょっと泣いちゃいそうになりました。
こういうのがあるから、プリキュアかるたって面白んです。
(もちろん当家でも子供たちと一緒に、本来の使い方でも毎年お正月に大活躍しています。)
というわけで、「プリキュアかるた」でした。
欲しい、と思われた方もいるかもしれませんが、
大きなお友達が殺到する余り、本来行き届くべき子供たちが買えなくなってしまっては元も子もありません。
お子様のいる家庭ではバンバン買って頂くとして、
大きなお一人様のお友達は節度を守って購入して頂くか、
お正月明けにワゴンセールになっている所を狙いましょう。
来年は「プリキュアかるた」を楽しみにしてくれるいい大人が、
30人位には増えてくれると、いいな。
(おわり)