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プリキュアの数字ブログ

プリキュアの数字に関するブログです。数字以外の事も半分くらい。数字に公平であるため広告、アフィリエイトは導入していません。価格.comのプリキュアおもちゃ特集ページ書きました。

映画ドラえもん、しずかちゃんの入浴シーン表現の変遷について

読み物 読み物-雑記

ここは基本プリキュアに関することしか書かないんですけどね。

「映画ドラえもんのしずかちゃんの入浴シーンの変遷」をまとめました。

何で突然「ドラえもん」の話になるかというと、ちょっと思うことがあったからです。

プリキュア界隈では、2015年「Go!プリンセスプリキュア」において、2009年以降表現されなかった「水着表現」が解禁されました。
それは当時の東映アニメのプロデューサーがわざわざ雑誌等で解禁の理由を言及するようなレベルで、プリキュア大友界では(それなりに)大きな出来事でした。

2009年「フレッシュプリキュア」において、「シャワーシーン」および「水着シーン」が1回だけあったのですが、それに苦情が来たから自粛していた、という説が良く言及されていますが、実際の所はどうなのかはわかりません。
何はともあれ、自粛っぽいものがあったことは確かです。
プリキュアは「海に来たのに普段着で水遊びをする」という逆に謎シチュエーションを醸し出す作風でした。

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もちろん、それがプリキュアの良い点であり、プリキュアが10年以上継続してきた秘訣でもあるとは思います。これを否定する意図はございません。

で、偉大なる先輩子供アニメには「ドラえもん」があるじゃあないですか。
自分が子どもの頃見ていた80年代の「ドラえもん」って、結構しずかちゃんの入浴シーンがあったような気がします。

自分の子供もドラえもんを見なくなっちゃったので、現在の「ドラえもん」がどうなっているのか自分はわからないのですよね。過去レベルでの表現が許されているのか、それとも規制はあるのか、あったのが緩くなってきているのか、逆に厳しくなってきているのか、現在の状況がちょっと気になりました。
こういったトレンドがプリキュアにおける表現の今後にも影響があるのかな、と思います。

で、これを調べようと思ったのですが、

「ドラえもん」なんてビッグコンテンツ、しずかちゃんの入浴シーンくらい誰かがまとめているだろう、とタカをくくってググってみましたが、散見される情報はあるものの、だれも一覧にしていなかったのです。

じゃあ仕方ないので、自分でドラえもん映画を全話視聴して、ストップウォッチ片手にしずかちゃんのシャワーシーンをまとめました。

幸いなことに現在アマゾンの「アマゾンプライム会員」は全てのドラえもん映画が見放題なのでそれを利用しました。(あ、このブログ、アフィリエイト一切ないですよ。)

 

測定方法

入浴シーンは始まりから終わりまでを計測しました。途中で違うシーンが挟まる場合はその時間は計測外としました。
秒数はストップウォッチ片手に自分で計測したので誤差があるかもしれません。

表現方法は3種類に分類しました。
胸:胸が描写されている(乳首は描写されていない)
乳首:乳首が描写されている。
尻:お尻が描写されている。


入浴シーン以外のお色気(と思われる)シーンはカウントしていません。
(2013年 ひみつ道具博物館(ミュージアム)での、しずかちゃんの服が掃除機に吸い取られておしりが見えるシーンなどはカウント外です。)

 

いたって真面目な調査ですよ。

結果

http://f.st-hatena.com/images/fotolife/k/kasumi19732004/20160314/20160314222905_original.png?1457962156

 

 

(↑この表が作りたかっただけなので、以後蛇足です)

1980年代

10作品中、しずかちゃんの入浴シーンがあったのは4作品。
子どもの頃の自分のイメージだと、全ての作品に入浴シーンがあったような気がしていたのですが、意外と少なかったです。
しかし、表現としては、胸も、おしりも、乳首も堂々と描かれ、とてもおおらかな時代でした。
 しずかちゃんではないのですが、1986年「のび太と鉄人兵団」においては、ロボット女子の全裸シーンなどもありました。
今の時代基準で考えると、すごい時代ですよね。
1984年(4作目:のび太の海底鬼岩城)~2004年(25作目:ワンニャン時空伝)までは同じ監督(芝山努さん)が務められていますので、監督による入浴シーンの有無の差は無いようです。

1990年代

10作品中5作品で、しずかちゃんの入浴シーンがありました。
表現方法が若干マイルドになり、5作品中、2作品では入浴シーンはあるものの、胸、尻、乳首などが描かれない作品も出てきました。
1996年「のび太と銀河超特急」では胸の描写がありましたが、これを最後に2015年までの約20年間、胸の描写は一切出てこなくなります。
1999年「のび太の宇宙漂流記」においては、入浴シーンはあるものの、「光の反射で隠す」という2000年代っぽい手法が既に取られています。

2000年代

9作品中、入浴シーンは0。全くありませんでした。

1999年に「児童買春・児童ポルノ処罰法」が成立した事が影響しているのかは不明ですが、2000年代はドラえもんに関して言えば、表現的にはもっとも厳しくなっていた時期でした。

 2005年から、声優陣が一新し、いわゆる「わさびドラ」になりましたが、やはり映画において入浴シーンは一切描写されていません。
この頃、小学生だった今の20代前半の方は「ドラえもん映画には、しずかちゃんの入浴シーンがある」ということを知らずに育った世代なのでしょうか。

2010年代

2010年~2015年までの6作品中、3作品で入浴シーンがありました。
2000年代の全く無かった時代に比べれば、かなりの確率で入浴シーンが描かれています。
ただし、80年、90年の時のような表現は全く無く、肩とか足が描かれる程度の表現になっています。また、秒数も短めになっています。
2014年「新・のび太の大魔境」では物語最後にようやく入浴シーンが描かれました。(そのシーンはTV放送時には全てカットされました。)

 プリキュア

ちなみにプリキュアでは2009年「フレッシュプリキュア」2話にて6秒間シャワーシーンがあります。(当然足と肩だけしか映っていませんが)

 

もう一回いいますが、真面目な調査ですよ。

2000年以降の表現について

ドラえもん映画における入浴シーンにおいては、2000年以降は、表現が厳しくなっていたようです。

 この辺りは、アニメにおける表現規制の問題などと絡めて考察していくべきなのでしょう。しかしちょっと調べた感じでもかなり深度があり、一朝一夕には考察できないものと思います。(ので、誰か詳しい方いたら詳細解説お願いします)

 (参考)

しずかちゃんの裸は児童ポルノか?
(かもめ法律事務所)

 

メディア規制の歴史など

メディア規制や有害情報規制の歴史:STOP!今そこにある「漫画・アニメ禁止法案」

 

法律の制定、各自治体の条例なども多大に影響するのでしょうが、おそらく「世の中の声」という目に見えないものの影響が大きいのかな、と思います。

また「ドラえもん映画」は最近、TV放送時に規制が入ることもあるみたいですね。

しずかちゃんの裸シーンに修正入った 「ドラえもん」に自主規制の「魔の手が」と衝撃走る : J-CASTニュース

 

まとめ

プリキュアに話を戻して無理やりまとめます。

ドラえもんの映画においては、2000年代の表現規制の厳しかった時代を乗り越え、現在は若干緩やかになってきているようです。

プリキュアは、2015年に水着表現が解禁され、今後どのような方向に進んでいくのでしょう。
個人的にはプリキュアには水着シーンはともかく、少しのお色気シーンも全く必要ないと思っています。
水着シーンすら出さないという作風、信念がプリキュアというコンテンツをここまで成長させてきたのだとも思います。(今後は変わっていくのでしょうけどね)

だけど、最近プリキュアも少しだけ、大きなお友達を意識してきている感じがしなくもないのです。
プリキュアはただただ、子供の方向を向いた作品にしていってほしいと思います。

ちょっと推移を見守っていきたいと思います。

(おわり)

 

prehyou2015.hatenablog.com