画像引用:http://www.toei-anim.co.jp/tv/fresh_precure/character/main.html
プリキュアの元プロデューサーの梅澤淳稔さんのツイッターでこんなつぶやきがありました。
この黒目しかないシフォンが怖すぎて子供が泣くといっぱい苦情が来て、困った覚えがある……💦企画段階の私の構想ではビジュアル的にもっとひ……いやこれ以上は言えねえ……。 https://t.co/rgZd7HcANi
— 梅澤淳稔 (@A2104Ume) 2017年2月24日
こんなしょうもない話題に、気付いたらすごい数のリツイート数💦因みに、企画段階の私が描いたスケッチを見せたら、その場に居た全員に「それだけはやめて下さい!あんたには血も涙も無いのか!」と言われたっけ……
— 梅澤淳稔 (@A2104Ume) 2017年2月24日
こういう話、お好きなのですね皆さん。じゃあ……因みに第1話のアフレコの時、こおろぎさとみさんに「シフォンって、人間の赤ちゃんでいうと何ヶ月くらいですか?」と聞かれて、驚愕して「月齢毎に使い分けが出来るんですか⁉︎」と聞いたら、それは穏やかで優しい微笑みが返ってきました。
— 梅澤淳稔 (@A2104Ume) 2017年2月24日
「では、8ヶ月でお願いします」
— 梅澤淳稔 (@A2104Ume) 2017年2月24日
「わかりました」
それからシフォンを人間の赤ちゃんと同じくらいのスピードで成長を始めさせて、こおろぎさんに勝負を挑みましたとさ。結果は皆さんご承知の通り、私の見事な負け💦とても嬉しい負けでした♪
フレッシュプリキュア!において、
こおろぎさとみさんが、シフォン(赤ちゃん妖精)を演じる際に、
「シフォンは人間の赤ちゃんでいると何か月くらいですか?」と梅澤Pに質問。
↓
「え?月齢で演じ分けできるの?」驚愕する梅澤P。
↓
ニッコリ微笑むこおろぎさとみさん。
↓
「じゃあ、8か月設定でお願いします」と梅澤P。
↓
放送初期は最初は8か月設定、以後シフォンの成長に合わせて声の演技を変える。
実際、これ読んでからフレッシュプリキュアの初期と後半を見てみましたが、確かにシフォンちゃん同じ「プリプー」でも初期と後半の片言でしゃべるようになってからの声が違うのですよね。(1年連続で見ていると気づかないかもですが、1話と最終回を見ると明らかに違うことがわかります。)
これはシフォンを演じられたこおろぎさとみさんがすごいのか、ベテラン声優さんであれば「赤ちゃんの月齢を演じ分ける」事など造作もない事なのか判断は付きませんが、なにはともあれ「声優さんってすごい」と再認識しました。
こおろぎさとみさんと言えば、「機動戦士Vガンダム」の時も、
カルルマン・ドゥカートゥス(1歳児)
スージィ・リレーン(9歳女児)
コニー・フランシス(シュラク隊の成人女性)
フランダース(犬)
と赤ちゃん、女児、成人女性、犬を演じ分けしていました。
ものすごい方なのですよね。
プリキュアの妖精役を演じられる声優さんは、ベテラン声優さんが起用される事も多く、こういった事が新人声優さんを育て、プリキュアという作品に厚みをもたせているのかもしれませんね。
(おわり)