2018年6月27日(水) 東映アニメーションの株主総会が開かれました。
質疑応答で触れられたプリキュア関連のまとめです。
(実際に現地に行かれた方( TOM@「プリキュア麻雀アンソロ2」(@setsuna_love) | Twitter)様と直接やりとりして情報を頂いています。
またツイートの引用も許可を得ています)
結論から言いますと、
2019年のプリキュアは「あるかどうかの言及は無かった」が、
プリキュアは東映アニメーションにとって大事な作品で「継続していく事が大事」である。
との言及があった様です。
2018年東映アニメーション株主総会の写真と質疑応答をまとめました #東映アニメーション株主総会 https://t.co/FLITuJ2XbZ
— TOM@トロプリドリステ千秋楽 (@setsuna_love) 2018年6月27日
事前Q2:プリキュアの次回作について教えて
— TOM@トロプリドリステ千秋楽 (@setsuna_love) 2018年6月27日
事前A2・高木社長:今後の放送については視聴率や売上などを見て放送できるか検討している 今年はプリキュア15周年と銘打ってさまざまな企画を関係各所と調整している #東映アニメーション株主総会
Q1-1:プリキュアの海外配信売上とグッズ売上で乖離があるのはなぜ
— TOM@トロプリドリステ千秋楽 (@setsuna_love) 2018年6月27日
A1-1辻取締役:プリキュアの海外配信で見ていただく機会が増えたので売上は上がった グッズは作品を見て・愛していただき買っていただくものと思う 今は見て愛していただく段階 グッズは今後増やすか検討 #東映アニメーション株主総会
Q12:プリキュアが15周年でいろいろと展開してるのがわかるが、一方、女の子向け作品は作品名は出さないが新作品が多く、競合が増えている 今後どう事業展開していくか、映像をどう作っていくのか #東映アニメーション株主総会
— TOM@トロプリドリステ千秋楽 (@setsuna_love) 2018年6月27日
A12-1・北崎取締役:プリキュアは当社にとって大事な作品 まずは継続することが大事 競合が増えているのは理解しているが、当社は長い歴史で得たいろんなノウハウがあり、他社の作品にはない強みがあり、他社作品にはうちのようなノウハウがあるものはない → #東映アニメーション株主総会
— TOM@トロプリドリステ千秋楽 (@setsuna_love) 2018年6月27日
Q4:ポッピンQは今後の新たな予定はありますか
— TOM@トロプリドリステ千秋楽 (@setsuna_love) 2018年6月27日
A4・北崎取締役:残念ながら興行集的にはうまくいかなかったが、得たノウハウをどうするか、また、ポッピンQでも何か出来るか考えている 今後何をするかは鋭意検討中 #東映アニメーション株主総会
(以下の質問と回答は「現地に行かれた方から直に聞いた内容」を「管理人がまとめて」います。実際のニュアンスと微妙に異なる点もあるかも知れませんがご了承ください)
プリキュア
プリキュアに関する質問は3つ。
(事前質問)
Q1:プリキュアの次回作について教えて
A:(高木社長)今後の放送については視聴率や売上などを見て放送できるか検討している。今年はプリキュア15周年と銘打ってさまざまな企画を関係各所と調整している
Q2:プリキュアの海外配信売上とグッズ売上で乖離があるのはなぜ
A:(辻取締役)プリキュアの海外配信で見ていただく機会が増えたので売上は上がった。グッズは作品を見て・愛していただき買っていただくものと思う。今は見て愛していただく段階 グッズは今後増やすか検討。
Q3:プリキュアが15周年でいろいろと展開してるのがわかるが、一方、女の子向け作品は作品名は出さないが新作品が多く、競合が増えている 今後どう事業展開していくか、映像をどう作っていくのか?
A:北崎取締役:プリキュアは当社にとって大事な作品 まずは継続することが大事。競合が増えているのは理解しているが、当社は長い歴史で得たいろんなノウハウがあり、他社の作品にはない強みがあり、他社作品にはうちのようなノウハウがあるものはない
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プリキュアの 次回作に関しては、
「視聴率や売り上げなどを見て、放送できるか検討している」
との事です。
ただ、
「プリキュアは当社にとって大事な作品」で、まずは「継続する事が大事」との言及もあった様です。
また、海外でのプリキュアの展開は、今はグッズなどの売り上げよりも「見てもらい、愛してもらう」時期である、との事です。
また、プリキュアは、他者の女児向け作品よりも長い歴史で得たノウハウがあり、絶対の自信をもって制作している様ですね。
あくまで自分の楽観的な観測では、
1:プリキュアは東映アニメにとって「大事な作品」「継続する事が大事」であるという事に言及。
2:2018年はプリキュア15周年で、様々な施策で盛り上げていっている事。
・・などより、よっぽどのことがない限りは、来年もプリキュアが放送されると「希望的な観測」をしています。
この希望的観測が当たってくれると良いのですが。。
それよりも、2018年10月27日(土)公開の
「 映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』の予告映像が解禁になっています。
プリキュア15周年らしく、55人のプリキュアが登場する豪華な作品になる様です。
『 映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』予告映像解禁しました。
— 宮本 浩史 (@gatyapen) June 26, 2018
15周年にふさわしい、打ち上げ花火のようにド派手なクライマックスを目指して頑張っています。
55人の大暴れを、レッツラまぜまぜ!pic.twitter.com/7fSCymK9Ot
いや、コレものすごい映画になりそうですよね。
楽しみです。
(劇場でキュアベリーにまた会える日が来るとは・・なんて素敵な事なのでしょう)
まだまだ、プリキュア15周年のイベントも数多く用意されている様です。
この先も、楽しみですよね。
(番外)ポッピンQ
プリキュアとは異なりますが、2016年末に公開された「ポッピンQ」に関しても株主様から質問があった様です。
(ポッピンQ、個人的にずっと気になっていたのですよね)
Q4:ポッピンQは今後の新たな予定はありますか
— TOM@トロプリドリステ千秋楽 (@setsuna_love) 2018年6月27日
A4・北崎取締役:残念ながら興行集的にはうまくいかなかったが、得たノウハウをどうするか、また、ポッピンQでも何か出来るか考えている 今後何をするかは鋭意検討中 #東映アニメーション株主総会
ポッピンQは「興行収入的には上手くいかなかった」様ですが、そのノウハウを生かして新しいチャレンジをしていく、といったニュアンスの様でした。
まとめ
まとめると、プリキュア関連は
・2019年のプリキュアの明確な言及は無かった。
・プリキュアの海外展開は、グッズ売り上げよりも今は「見てもらう事」が優先。
・プリキュアは「大事な作品」で「継続していく事が重要」との認識。
、といった事が言及された様です。
例年だと「来年のプリキュアはこうしていく」の様な言及があるのですが、今年はその辺りの明確な表現を避けた感じの様です。
とはいえ、ここまで巨大になったコンテンツがすぐに終了するとも思えませんし、東映アニメの決算資料でも「プリキュアは主力商品」と言及されています。
また今年の「HUGと!プリキュア」はずいぶんと攻めた内容で、「プリキュアの新しい時代の始まり」の様な感じも受けますよね。
だから、あくまで自分の希望的な観測として
2019年も、プリキュアが放送されると、イイナ。
って思います。
(おわり)