YUTOLOG

読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

プリキュアの数字ブログ

プリキュアの数字に関するブログです。数字以外の事も半分くらい。数字に公平であるため広告、アフィリエイトは導入していません。価格.comのプリキュアおもちゃ特集ページ書きました。

ヘボットは誰が観ているのか?

読み物 読み物-統計関連

えーと、あのアニメなんだったっけ?
ほら、
見るとIQが溶けると言われててー
(「けものフレンズ」かな?)
熱い考察班がいてー
(「けものフレンズ」かな?)
一見ゆるいけど所々にSFを匂わせていてー
(「けものフレンズ」かな?)
カスリーナかわいい。
(ヘボットだ!!)


というわけでニチアサの異端児「ヘボット!」です。

www.heybot.net

(公式サイトで1話と最新話が無料配信されています。観たことの無い方ぜひご覧ください。5分で視聴切るか、全話見るほどにハマるかのどちらかになると思います。)

知らない人に説明すると、このアニメ、ギャグアニメといえば聞こえが良いですけどハイテンションで意味不明な事をやりっぱなしで放り投げるアニメです。

全く頭を使わずに見られる内容の奥に、SF考証の余地を残しつつもやっぱり頭を使わずにみられる所なんか今話題の「けものフレンズ」の先を行っていたと思います。
「ヘボット!」は頭のおかしい「けものフレンズ」だと自分は思っています。

で、
「ツッコミ不在のボボボーボ・ボーボボ」「見終わると悟りが開ける」と言われるこのアニメ一体、誰が観てるのでしょうね。
自分の観測範囲では放送と同時にツイッター実況が大盛況する大人気アニメなのですが、どうも現実はそうではないようです。
もちろんキッズアニメなので子供が観ているのでしょうけど
おじさんにしかわからない数々のオマージュは少なくとも小学生に理解できる内容ではないと思います。


ちょっと「視聴率」の点から「誰がヘボットをみているか?」を見てみましょう。

ヘボットの視聴率について

 こちらは「ヘボット!」の視聴率データです。

f:id:kasumi19732004:20170306210055p:plain

(1~19話の平均値;視聴率データ取得はテレビ視聴率(特定の番組) | 調べ方案内 | 国立国会図書館

データはヘボット1~19話の個人視聴率の平均値を取得。
(個人視聴率はその層100人中何人が観ていたかです。例えばM1層(男20~34歳)は100人中、1.06人がみていた事になります。)

ちなみに「ヘボット!」の前番組であった「機動戦士ガンダムユニコーンRE:0096」の視聴率データはこんな感じです。

f:id:kasumi19732004:20170306210119p:plain

 だいたい、日曜日の7:00の視聴率はこの程度です。ガンダムですら世帯視聴率で1%台です。日曜日の朝7時ですから仕方がないですよね。皆寝ています。

ヘボットに話を戻しますと、

ビデオリサーチのホームページ*1より、関東地区には、40,562,000人の4歳以上人口がいて、
さらに、ここで「関東地区の人口構成比」がわかるので、

f:id:kasumi19732004:20170306210646p:plain

引用:視聴者って? | テレビCM検討編 | 日テレ 広告ガイド

これらから計算すると、
関東地区において「ヘボット!」を「どの層が何人みているのか?」を推測できます。
(あくまで推測値です。)

ヘボットを観ているのは誰か?

ざっと計算するとこうなりました。

KIDS(男女4~12歳) 63,356人
TEEN (男女13~19歳)6,671人

M1(男20~34歳) 41,050人
M2 (男35~49歳)52,010人
M3 (男50歳~)  43,365人

F1 (女20~34歳) 16,951人
F2 (女35~49歳) 39,212人
F3 (女50歳~)  50,626人

合計 313,242人

「ヘボット!」は関東地区に「おいて、
毎週日曜日に約31万人がリアルタイムで見ていて、
うち12歳未満の子供は6万人、
思春期の男女は6千人、
成人男子(20歳以上)が13万6千人、
成人女子(20歳以上)も10万6千人
が観ている事になります。

全体的に男性の方が観ている人数が多いようです。

f:id:kasumi19732004:20170306213434p:plain

 毎週日曜日にこんなアニメを関東地区だけでもリアルタイムで30万人もの人類が観ている事に驚きです。30万人といえば中核市レベルです。日本は大丈夫なのでしょうか?

子供の付き合いで見ている親御さんも多いかと思いますが、子供の割合に比較して成人男女の割合の方が高い事より、全てが子どもの付き合いで見ているわけでは無い様です。
(また、視聴「熱」の無い、いわゆるただ「テレビが点いているだけ」の層もあることも考慮に入れる必要もあるでしょう)

層による偏りとしては

KIDS(男女4~12歳)が一番多いのはもちろんの事なのですが、
その次に視聴人口が多い層はM2層(男35~50歳)の52010人(17%)でした。
「ヘボット!」は働き盛りの中高年に大人気アニメのようです。

次に多いのはM3(女50歳~)の50626人(16%)
この層の大半は確実に子供に付き合って観ているおばあちゃんでしょう。
おばあちゃん「ヘボット!」を見て何を思うのでしょうか?

逆にヘボット!を一番見ていない層は、TEEN(男女13~19歳)の6771人(2%)。
しかしリアルタイムで見ている中学生、高校生が関東地区に6700人もいることの方に驚きです。

あと、F1層(女20~34歳)にも見られていませんね。この層は子供と一緒に見ているお母さんもいるものと思われますが、M1層(男20~34歳)の半分以下、とかなり少なくなっています。
若いお姉さんには「ヘボット!」は理解不能なのでしょうか?


結論としては
「ヘボット!」は
・ティーン層と若いおねえさんは見ていない。
・子供もみているけど、それよりもおじさんがたくさん観ている。

事が判りました。

「見終わると悟りの開けるアニメ」ヘボット!、面白いですよ。
見ていると、何と言いましょうか、「小さな事に悩んでいる自分」が馬鹿らしくなってきます。

(おわり)