プリキュアの数字ブログ

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ニチアサ「メーテレ枠」の終焉と、二次創作の薦め。

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2017年9月24日。
ついにニチアサのメ~テレ枠アニメが終焉を迎えました。
1977年10月「ザンボット3」で始まった同枠は、土曜日の夕方から日曜日の朝へと放送時間を変えながらも、40年間続いてきました。

上にタイトルをまとめておきましたので、「あの時、あんな事があった」「あれが放送されていた時、自分はこんな事をしていた」など感傷に浸ってください。
1つ2つは「引っかかる」アニメがあるのではないでしょうか?


自分は、
子供の頃「トライダーG7」のおもちゃが欲しくて欲しくてたまらなかったけど、結局買ってもらえなかった事、

小学生の頃「フルアクション エルガイム」のプラモデルを父に買ってもらった事、

今では疎遠になってしまった友達の家で「Zガンダム」のファミコンソフトやって何故か大爆笑していた事、

生きていくことがつらかった時代に毎週毎週「マイトガイン」を楽しみに生きていた事、

ブレイブビーツのあまりの面白さに思わず記事を書いてしまった事、

疲れた大人にこそ見て欲しい「ブレイブビーツ」が面白い、そしてエロい。 - プリキュアの数字ブログ

等がどんどん、どんどん思い出されてきました。

とにかく「日本の子供」はメーテレ枠アニメに育てられていた、と言っても過言ではないと思うのです。(いや「日本の大人」も育てていますよね)

そんなアニメ枠が終わってしまうのは、やっぱり、ちょっと寂しいです。
40年間、お疲れ様でした。有難うございます。

さて、メーテレ枠最後の作品が「ヘボット!」だったわけですが、「ネジの様にぐるぐる回り、最初に戻って何度もやり直す」をテーマにした作品がメーテレ枠最後のアニメになった事は何か因果を感じます。

 

(この先、ヘボット!の最終話のネタバレがあります。未視聴のかた気を付けてください)

ヘボット!最終話における二次創作の薦め

ヘボット!最終話において

「ヘボットたちは日曜日だけに存在していたキャラ」
「今までの話はすべて日曜日に行われていた」
「放送終了により日曜日放送を繰り返すループから抜け出し「日曜日以外の世界」にも進めるようになった」
「今後はアニメを見た人が、思い思いのエピソードを作ればよい」
「二次創作で、いつでもヘボットの世界に行ける。」

というメタオチを持ってきました。

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ヘボット!最終話より

 

ニチアサ公式から「2次創作」という単語が出てきた事も「ヘボット!」ならばおかしくはないですが、こういうメタネタで締める辺りにヘボット!そして40年のメーテレ枠の「胆力」を感じます。

そうなのですよね。
僕たちには創作活動を通して、ヘボット!を、そして過去40年の「メーテレ枠アニメ」を語り継いでいけば良いのです。

チギルが言っていた様に、
創作活動によって、僕たちは
「大好きなあの世界に、いつでも行ける」
のですから。

 

(おわり)