2018年5月9日
バンダイナムコの2018年3月期(平成30年3月期)決算短信が発表されました。
結果として、2017年度(2017年4月~2018年3月)のプリキュアのトイホビー売り上げは、4Q27億で、合計は
81億円
となりました。
数字的にはこうなります。
トイ部門・売上
年度別(4月~翌3月)
2004年度:101億
2005年度:123億( 72 +34+17)
2006年度:*60億(18+15+10+17)
2007年度:105億(17+34+28+26)
2008年度:105億(28+27+20+30)
2009年度:119億(23+34+28+34)
2010年度:125億(32+36+28+29)
2011年度:107億(26+26+22+33)
2012年度:106億(28+29+18+31)
2013年度:*98億(24+25+16+33)
2014年度:*65億(19+17+*9+20)
2015年度:*66億(16+18+10+22 )
2016年度:*75億(16+20+13+26)
2017年度:*81億(18+20+16+27)
作品別(1~12月)
17+18+15+10=*60億 ふたりはプリキュアSplashStar
17+17+34+28=*96億 Yes!プリキュア5
26+28+27+20=101億 Yes!プリキュア5GoGo!
30+23+34+28=115億 フレッシュプリキュア!
34+32+36+28=130億 ハートキャッチプリキュア!
29+26+26+22=103億 スイートプリキュア♪
33+28+29+18=108億 スマイルプリキュア!
31+24+25+16=*96億 ドキドキプリキュア!
33+19+17+*9=*78億 ハピネスチャージプリキュア!
20+16+18+10=*64億 Go!プリンセスプリキュア
22+16+20+13=71億 魔法つかいプリキュア!
26+18+20+16=80億 キラキラ☆プリキュアアラモード
27+ HUGっと!プリキュア
(この作品別ってのはプリキュアの放送期間に合わせて1~12月で再集計したものです。公式な集計ではありません)
(トイホビー売り上げは、玩具の他、アパレル、食玩、文具、生活用品等を含みます)
(グラフ)
(年度別トイホビー(4月~翌3月)売上)
企業の決算に基づいた集計です。
(作品別 トイホビー(1~12月)売上げ)
作品の放送期間に合わせて1~12月で集計したものです。(公式な集計ではありません)
(思う事)
今回の決算数値(2017年度81憶円)は「キラキラ☆プリキュアアラモード」の4月~翌1月および「HUGっと!プリキュア」の2~3月の数字です。
順調な回復傾向にありますよね。
決算短信でも「プリキュア」は「定番IP」との記載もあり、バンダイの主要コンテンツであることが伺えます。
[トイホビー事業]
トイホビー事業につきましては、国内において「仮面ライダー」シリーズや「プリキュア」シリーズ、「ドラゴンボール」シリーズなどの定番IP商品の好調が継続したほか~(決算短信より)
キラキラ☆プリキュアアラモードが広く子供に受け入れられた事の証明ですよね。
なにはともあれ、
プリキュアは一時期の落ち込みから完全に回復してきています。
良い事です。
この調子で「HUGっと!プリキュア」も頑張ってほしいです。
(業界紙の情報では「HUGっと!プリキュア」は昨年よりも売り上げは良い様です)
来期の通期計画から見える事
ただ、2018年度のプリキュアの通期計画は85億。
これは今期実績の81億円から4憶上乗せした数字です。
(四半期ごとに1億円づつ上乗せすれば達成できる感じですよね。)
90億くらいの目標になるのかな?と思っていましたが、意外と堅実な数字です。
これは今の足元の数字から立てられた目標だと思われます。
この数字を見る限り、「HUGっと!プリキュア」は
「大きな爆発力で例年を遥かに越える売り上げを出す」
感じでは無く、
「堅実に昨年を超える事を目標」としている様です。
もちろん好調ならば計画の上方修正もあり得ますけどね。
(過去にも何度も上方修正した事あります)
バンナム主要IPの売り上げ
あと、今回の決算数値で判明した
主要IPの売り上げのまとめです。
ドラゴンボールが大躍進、
仮面ライダーも大幅増、
戦隊は微減
でした。
「ドラゴンボール」はアーケードカードゲームおよびスマホゲームが絶好調だった様です。
(おわり)