2020年5月20日
バンダイナムコの2020年3月期 決算短信が発表されました。
期間としては、2019年4月~2020年3月までの結果です。
(この期間に主に放送されていたのはスター☆トゥインクルプリキュアです)
プリキュア、2019年度
トイホビー売り上げは 83億円でした。
これは昨年の101億円から18億円下げ、昨対82.1%という結果です。
数字的にはこうなります。
(トイホビー売り上げは、玩具の他、アパレル、食玩、文具、生活用品等を含みます)
(この作品別ってのはプリキュアの放送期間に合わせて1~12月で再集計したものです。公式な集計ではありません)
(グラフ)
(年度別トイホビー(4月~翌3月)売上)
企業の決算に基づいた集計です。
(作品別 トイホビー(1~12月)売上げ)
作品の放送期間に合わせて1~12月で集計したものです。(公式な集計ではありません)
(通期計画と実際の差)
緑色の折れ線が「通期計画の推移」です。
計画値が当初95億だったのが、3Qに90億に下方修正されましたが、最終的にはそれにも届かず83億で着地し、計画未達となってしまいました。
(思う事)
2020年3月期のプリキュア決算数値は83億で着地しました。
これは1昨年前の101億より18億円下げ、昨対82.1%という結果です。
約20%の減少をどう見るか?なのですが、1昨年(2018年4月から2019年3月)は、ちょうどHUGっと!プリキュアが社会現象になりつつあり、さらに15周年記念でプリキュアが大きく展開している年であったため、さすがにその時の数字と比べて下がってしまうのはある意味しかたないのかな?とも思います。
2017年と比べても、そん色ない数値なのでこの落ち込みはそこまで問題ないものと思われます。
ただ!
計画値から見ると、当初の計画値は95億。それが3Qに90億に下方修正されたものの、結局着地は83億と、計画値を7億下回ることとなりました。
これは後半(スタプリ10~12月)にあまり勢いがなかった事およびヒーリングっど♥プリキュアの立ち上がりがやや不調だったことが原因だと思われます。
ヒープリ立ち上がりはコロナ禍の影響もあるかもですけどね。
何はともあれ、今期はコロナ禍の影響で数字がどうなるのかサッパリわかりません。
バンダイも今期の計画値を出していません。
どうなっていくことやら・・
(おまけ)
プリキュア以外のIPはどうなのでしょうか?
アイカツ!が32億と昨年の30億から盛り返してきました!!
正直、アイカツが上がるとは思っていなかったのでちょっとビックリです。オンパレ効果なのでしょうか・・おそるべし姫石らき・・・
アイカツ!はトイホビーは19億から16億に下がっているので、アーケード筐体の売り上げを落とすものの、それ以外で大きく売り上げを伸ばした模様です。要はアイカツはビジネスモデルが大きく変わった年だったということですよね。
あとやっぱり「スーパー戦隊」が心配・・
(おわり)