(プリキュアのディープな人向けの記事です。)
業界紙トイジャーナル 2016年6月号にて、GW商戦プリキュアの玩具の市況がレポートされています。
商戦総括
「GW商戦の結果をどう捉え、いかに夏休み商戦につなげるか」
、という特集において
女児玩具市場、およびプリキュア玩具市場の状況がレポートされています。
女児玩具市場もトータルでは昨対110%と好調に推移したが、今回の商戦では女児ホビーカテゴリの失速が顕著に。前年に大きな売り上げを作った「ファンルーム」の落ち込みに加え、その他の商材に関しても依然高い貢献はしつつも前年は取れていない。
女児ホビーカテゴリだけで見ると昨対85~95%程度。この落ち込みをカバーしているのが「魔法つかいプリキュア!」や「かみさまみならいヒミツのここたま」「リルリルフェアリル」といったキャラクターと、「シルバニアファミリー」や「リカちゃん」「メルちゃん」と言った定番商品で、特にキャラクターは分母が大きいだけに女児玩具全体を大きく底上げした。
トイジャーナル2016.6 No1268 p052より引用(強調線は管理人による)
メーカー問屋に聞く
バンダイ
トイ戦略室ゼネラルマネージャー 露木項治氏
一方でガールズトイ事業部は「魔法つかいプリキュア!」が2月の番組立ち上げ時から続く良い流れをそのまま継続し、昨対142%に伸びましたし、同じく好調の「かみさまみならいヒミツのここたま」は昨年のGW商戦にはなかったIPですからこの分が完全にプラスオンになり、事業部全体では昨対156%となっています。
トイジャーナル2016.6 No1268 p054より引用(強調線は管理人による)
「魔法つかいプリキュア!」の
ゴールデンウィーク商戦は昨対142%と絶好調だったようです。
引き続き2,3月に販売された「おしゃべり変身モフルン」「リンクスステッキ」「リンクルスマホン」が牽引したようですね。
4月23日に発売された「魔法の水晶」は、トイネスランキングみる限りこの3つの勢いに押されてしまったようです。
しかし
先月の記事で言及されていましたように、
2,3月も、前年比で123%の売り上げだった様ですし、
5月GW商戦も昨対142%
と、かなり玩具売り上げに関しては復活してきたいるようですね。
7月には新プリキュア「キュアフェリーチェ」が登場し、関連のおもちゃも多数発売されます。
好調の「リンクルスマホン」も「変身キュアフェリーチェセット」が発売されます。
この「フラワーエコーワンド」、録音再生機能があったりでこれもまた
女児の心をつかみそうですね。
夏休み商戦も、好調を維持してけるのではないでしょうか?
(あとは、アパレル、食玩、ガチャポン、生活用品等の状況がもう少し良くなっていくよ良いのですが・・)
(おわり)