プリキュアの数字ブログ

プリキュアの数字に関するブログです。数字以外の事も半分くらい。数字に公平であるため広告、アフィリエイトは導入していません。価格.comのプリキュアおもちゃ特集ページ書きました。

オトナのプリキュア事情

「オトナのプリキュア事情」という同人誌を作りました。

2018年12月29日(土) コミックマーケット95 1日目
T-22b「プリキュアの数字ブログ」にて頒布します。

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表紙

(B5フルカラー 108ページ 800円(予))
※表紙は、現実の伴侶に書いてもらいました。
(フルカラーにしたのは、グラフを見やすくするためだけの自分のワガママなので頒布価格には反映していません。)

↓(BOOTHでの電子書籍版 出しました)

kasumi19732004.booth.pm

 


「オトナのプリキュア事情」というタイトルで、主に「pixivの投稿数」から、プリキュアファンの現状(の一部)を可視化してみよう、というデータ本となっています。

さっき数えたらグラフ55個、表が60個もありました。

何の事か解らない人のために、
せっかくですので、ちょっと数ページ公開して行きます。
(と思ってさっき数えたら20ページも公開していました)

目次です。

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本文は104ページあり、
第1部「オトナのプリキュア事情」40ページ
第2部「pixivのタグ、ぜんぶ抜く」24ページ
第3部「プリキュアのタグ」データ38ページ

今回「pixivのプリキュア関連のタグ」を(ほぼ)全部取得しました。
(プリキュア関連では約3500のタグがありました。)

最初は、pixivにおける「プリキュアの位置」を見てみました。

<pixivにおけるプリキュアの位置>

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pixivにおける「人気作品のタグ」の投稿数を抽出した所、
1位「東方」(1,814,175)
2位「艦これ」(591,562)
3位「ポケモン」(510,129)
4位「VOCALOID」(408,776)
5位「艦隊これくしょん」(404,162)
6位「ヘタリア」(395,774)
7位「初音ミク」(393,650)
8位「刀剣乱舞」(258,907)
9位「アイドルマスターシンデレラガールズ」(252,286)
10位「おそ松さん」(226,682)
となっていました(1~100位は上の表をご確認ください)
(※データ取得は2018年11月7日です)

その中で
タグ「プリキュア」は41位(83,227)
タグ「スマイルプリキュア」が100位(44,737)
に入っていました。

「pixivにおけるプリキュアの位置」はだいたいこれ位です。
上位50位以内に「プリキュア」という作品名タグが入っているのは結構凄い事なのじゃないでしょうか。

<プリキュアシリーズ別の作品名タグの集計>
どのプリキュアシリーズがpixiv内での投稿数が多いのかを調べました。

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(※シリーズ毎に最も多いタグ名での集計なので、正式な作品名になっていないタイトルもあります)

pixiv界隈では「スマイルプリキュア!」がダントツで投稿数が多く、次いで「ドキドキ!プリキュア」「ハートキャッチプリキュア!」の投稿数が多かったです。
これに「Go!プリンセスプリキュア」を加えた4作品でプリキュア全体の約50%の投稿数を占めている事も判ります。

 

<投稿数の多いプリキュア名>
また「プリキュア名」(最新秋映画基準の55人)での投稿数を調査した所、

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pixiv界隈では「キュアピース」が強いですね。やっぱり。
(ただ、前書きにも書いてあるのですが「投稿数が多い=人気がある」「投稿数が少ない=人気が無い」訳では断じて無く、ただ「そこに数字があるだけ」なので注意が必要です。そもそも昔の作品と今の作品を比較する、という事に意味がない事をきちんと把握しておくことも必要ですよね。(じゃあこんな本作るなよ、と言われそうですが・・そうではないのです)

同人誌本編では「変身前キャラの名前」(「野乃はな」とか「愛崎えみる」など)でも同様の集計をしています。
また、「プリキュア名」と「変身前キャラ名」での描かれる順位の差なども見ています。

<変身前と変身後、どちらが描かれやすいのか?>
「変身後名(「キュアフローラ」や「キュアベリー」などのプリキュア名)」と「変身前キャラ名(「春野はるか」とか「蒼乃美希」とかの人物名)の投稿数の比率を出して「変身前」が描かれやすいのか、「変身後」が描かれやすいのかを調べてみたりもしました。

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(変身後/変身前)の比率が「1.0」(=投稿数が同じ)が、両方とも同じ程度描かれている、という事になります。
これにより例えば「明堂院いつき」よりも「キュアサンシャイン」の方が圧倒的に多く描かれていた(約2倍)事なども解りました。

<シリーズ毎に、変身前/変身後どちらが描かれやすいのか?>
また、同人誌本編では
「プリキュアシリーズ毎」に「変身前」が描かれやすいシリーズ、「変身後」が描かれやすいシリーズなども調べてあります。
例えば「ハートキャッチプリキュア」というシリーズでは「変身後」の姿の方が圧倒的に描かれやすい傾向にあったりしました。
それらは同人誌本編でご確認ください。

また、
「プリキュアの「色」による投稿数に差はあるのか」を見てみた所、
<色別の投稿数の差について>

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どのカラーのプリキュアも「変身後」よりも「変身前」の方が多く描かれていて、全ての色を合わせると「変身前」は「変身後」の2.46倍もの投稿数が確認されました。
「変身後」はコスチュームを描く事の難解さ等もあるので、変身前が描かれやすいのでしょうか。(その辺りは要検討ですね)

また、色別の割合を調査した所、「ピンクプリキュア」と「黄色プリキュア」で全体の50%を占める事が判りました。この2色がプリキュア界隈では強いカラーの様です。

同人誌本編では「変身前」と「変身後」の色別の比較なども行っています。

 

<シリーズ別カラー別の投稿数割合>

また、各シリーズ毎のプリキュア別の投稿割合を出したりしています。

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だいたいどのシリーズでも、シリーズ内では「ピンクプリキュア」が1番投稿数の割合が多くなるのですが、「ハートキャッチプリキュア!」のキュアブロッサム(25.8%)<キュアサンシャイン(27.4%)<キュアマリン(29.9%)と、スマイルプリキュア!のキュアハッピー(19.8%)<キュアピース(32.5%)、キラキラ☆プリキュアアラモードのキュアホイップ(20.0%)=キュアマカロン(20.0%)<キュアショコラ(23.1%)だけは例外で、ピンクプリキュアよりも投稿の割合が多い、という結果となりました。面白いですね。

本編では「変身前キャラ名」でも同様の数値を出して、変身前と変身後の比較も行っています。

<シリーズごとの変身前/変身後の色別割合の変化>
またプリキュアシリーズ毎の色別の投稿数の割合差を出しています。
(下記はYes!プリキュア5~ドキドキ!プリキュアまでのデータです)

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各シリーズごとに、変身前と変身後の投稿数の比率を調査した所、右上「フレッシュプリキュア!」で顕著なのですが「キュアパッション」は全体で26.2%なのに対して「東せつな」は全体の41.5%と極端に割合が増えています。「東せつな」人気の程が伺えます。

本編では「全てのプリキュアシリーズ」についてそれらのデータを記載しています。
シリーズ毎に「変身後」と「変身前キャラ名」との描かれる率の差を見てみると面白いと思います。

……などなど、様々な分析データをのせています。

<R18での比較について>
R18関連のタグも収集、分析しています。
(プリキュアのR18関連がお嫌いな方にもわかりやすい様に、全てのグラフおよび背景をピンク系にしてあり、見たくない人は飛ばしやすい様になっています)

R18で最も投稿数の多いシリーズ、およびキャラクター名の抽出はもちろんの事、

例えばシリーズ毎の「総合」と「R18」の比率を出して、「R18」になりやすいシリーズを出してみました。
<プリキュアシリーズR18率について>

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 R18の「投稿数」が最も多かったのは「スマイルプリキュア!」でしたが、(総合/R18)の比率で見て、最も「R18」になりやすかったのは「スイートプリキュア♪」でした。スイートプリキュア♪は全体の13%がR18と、何故かその比率がダントツに高い傾向が見受けられました。何故なのでしょうね・・

本編ではこのほか「プリキュア名」での比較も行い、「R18」になりやすいキャラクター名なども取得しています。

<総合とR18の色別比率の比較>
プリキュアのカラー別の「総合」と「R18」の比率差を出した所、

f:id:kasumi19732004:20181206112937j:plain若干ですが「R18」になると「黄色プリキュア」が描かれる割合が増えているのが見て取れたり、

<シリーズ毎の色別「総合」と「R18」の比率差>

プリキュアシリーズごとに「総合」と「R18」の投稿数の比率差を見てみると
(下記は「ハピネスチャージプリキュア!」~「HUGっと!プリキュア」までのデータ)

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 右上「Go!プリンセスプリキュア」においては「R18」になると、黄色プリキュア(キュアトゥインクル)の割合が極端に増えGoプリ全体の59%を占めていたり、と面白い結果が出ています。

……その他にもいろいろとデータをだしています。

一応言っておきますが、これらはあくまで投稿数から「現状の(一部の)プリキュアファンの想いを可視化」したものであり、決してこの結果は「キャラの人気」などとは相関しない事は常に考慮する必要はありますよね。

第2章 pixivのタグぜんぶ抜く。

「池の水ぜんぶ抜く大作戦」というTV番組をみていた時に思いついた「プリキュアのタグ」を全部抜いてみたら、何かが判るのかな?、という想い付きです。

「pixivのプリキュア関連のタグ」を全部抽出し、それぞれの項目で投稿数の多い順にソートしてみました。(この「プリキュア関連のpixivのタグを全部収集する」という行為がものすごく大変でした)

<プリキュア関連上位100のタグ名>
(※こちらは2018年10月1日取得です)

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 プリキュア関連の投稿数の多いタグは、主に「作品名」「プリキュア名」「キャラ名」で占められていました。
また同様に、タグを分類し「シリーズ毎」での上位100タグを網羅しています。

<各シリーズ毎の上位100タグ>
(これは「ハピネスチャージプリキュア!」と「Go!プリンセスプリキュア」の上位100タグです。)

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色々見てみると、面白いです。

<各分野の上位20タグ>
また、タグを分類分けして、それぞれの属性別に上位20タグを出しました。

例えば、
「敵キャラクター」上位20タグ
および
「55人以外のプリキュア」上位20タグは

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 敵キャラクターのタグでは「ウルフルン」「レジーナ」が2大投稿数が多いキャラとなっていました。
また、
「55人以外のプリキュア」では「ダークプリキュア」が1位。以後「キュアモフルン」「ダークドリーム」「キュアエコー」「バッドエンドプリキュア」と続きました。

同人誌本編では、

1:人間体のキャラクター(サブプリキュア含む、敵キャラ除く)
2:妖精キャラ
3:(プリキュア55人を除く)女子キャラ
4:男子キャラ(敵キャラ含む)
5:敵キャラクター
6:(55人以外の)プリキュア
に分けて集計し、上位20位までを記載しています。

また、同様に取得したタグから
6:カップリング、コンビタグ
7:クロスオーバー作品タグ

の上位20タグも出してあります。

<カップリングタグ集計>
(おまけ)
最後に、おまけとしてカップリングタグを集計しておきました。
カップリングタグは「コンビ」「兄弟」「友情」系も含んでいます。

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 プリキュアシリーズにおけるカップリングタグの総数は693(2018年10月1日現在)
内、属性別に分けると
女・女タグが453個(65.4%)
男・女(女・男)タグが147個(21.2%)
男・男タグが63個(9.1%)
トリオタグが16個(2.3%)

ありました。

それぞれの上位25タグを調べました。
トップ4までは公開しておきます。残りは本編同人誌でご確認ください。

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そして第3部は「全てのタグデータ」を投稿数の降順ソートで載せています。
ひたすらデータが続きます。

<1位~100位>
(このあたりは投稿数2000オーバーのメジャーなタグですね)

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<投稿数100前後の中堅どころタグ>

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<投稿数1ケタのマイナー?タグ>
(こういうちょっとマイナーなタグの方が、皆様の情熱がこもっていて面白いのです)

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。。などなどが記載された本となっています。

プリキュアの(一部の)ファンの想いを、可視化した1冊となっています。
こういうデータ系がお嫌いでなければ、きっと面白い本になっています。
(お嫌いな方は、スルーしてくださいね)

何卒、よろしくお願いいたします。



当日、コミケに参加できないよー、という方、
とらのあな様、メロンブックス様で予約始まっています。

 

とらのあな様↓

ec.toranoana.shop


メロンブックス様↓

www.melonbooks.co.jp


また今回は「BOOTH」で「電子書籍版」も頒布します。

↓(BOOTHでの電子書籍版 出しました)

kasumi19732004.booth.pm

 


2018年12月29日(土) コミックマーケット95 1日目
T-22b「プリキュアの数字ブログ」です。


(おわり)

 

「プリキュアはポリコレの道具ではなく、子供達のもの」は言わなかった。リアルサウンド映画部様へ寄稿しました。

リアルサウンド映画部様に寄稿記事を書きました。

realsound.jp「初の男の子プリキュア、キュアアンフィニ」についての記事です。

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HUGっと!プリキュア第42話より


(「リアルサウンド映画部」からこの寄稿依頼が来た時に、思わず「映画関係ないけど良いのですか?」と聞いたのですけど、良かった様です)


初の男の子プリキュア「キュアアンフィニ」についてと、それに伴う今までのプリキュアのジェンダー観について思う事を書きました。

キュアアンフィニが①「初の」②「男の子」③「プリキュア」かどうかはファンの相手でも見解の分かれる所でもありますし「男の子プリキュアという話題性」のみが先行しすぎている気がしていたので、ちょっと書かせて頂きました。

(と、思っていた矢先、「ほまれちゃんの失恋」というプリキュアファンには大きな出来事が起こってしまったため、もう話題性が薄くなっている気もしますが・・しかしそっちもそっちでここまで真正面から「失恋」を描く事も素敵な事だと思います。すごいなHUGっと!プリキュア。)

言いたかった事は上記の寄稿記事で書いたのですけど、
今回の寄稿記事の中、書いている途中で結局削除した文章があります。

それは「ちょっと今回の趣旨に合わないなー」と思って削除したのですけど、
せっかく書いていたのでちょっとここで供養しておこうかと思います。



(最後に書こうと思っていた事)
********************

プリキュアが「新しいジェンダー観」を始めとした社会的規範やポリティカルコレクトネスを描いていく事に批判的な声もある様ですが、当然描くべきだと僕は思っています。これらのジェンダー観やポリコレ表現は当然「この先の未来を生きる子供達へのメッセージ」として大人が示す道しるべになっているのです。
プリキュアという子どもが観るアニメーションが「子供達の無限の可能性」のために、沢山の選択肢を提示しておく事は必要です。制作者がそこに真摯に向かい合っている事は素敵な事なんだと思います。

そしてプリキュアというアニメーションはポリティカルコレクトネスの道具ではなく、あくまで「女の子が楽しむために存在しているアニメーション」なのです。
その「楽しさ」の中に多様性の表現が必要であると製作者が判断しているのです。
(プリキュアは「常に子供達の事だけを考えて作られている」というのは各種媒体の製作者インタビューで常々語られています)

ですので決してプリキュアをポリコレの道具として「大人の政治の道具」に使うべきではないのだとも、思います。

「男の子プリキュア」が出てくること自体が「目的」ではないのです。
この先「子供達が幸せに生きていくのに必要な事」だからこそ描かれた「結果」に過ぎないのです。
子供達に必要な事は取り入れるし、子ども達が好まないものは取り入れない。
プリキュアはあくまで「子供向けアニメーション」なのです。
決して周りがはやし立てて安易なポリコレの道具にするべきではないのじゃないかと、自分は考える様にしました。
***********************

みたいな事を最後に書こうかと思っていました。
 

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 HUgっと!プリキュア第42話より

 

「お前が言うな」と言われそうではありますが、言います。

女児向けアニメの革新性でいえば既にプリパラシリーズのレオナ・ウエストの方がもう何年も前に革新的な事を描いていますし、近作ではゾンビランドサガの表現も素敵でしたよね。ともに女の子の集団の中に男の娘が出てくるのですが、男の娘であることに周りがやいのやいの言うのではなく「男の子なんだ。ふーん。それでね・・」と、さもそこに「男の子」がいる事が普通の事である、との描写が好きです。自分は。

プリキュアはまだ「男の子がプリキュア」になったレベルで大騒ぎしている段階なのですよね。
そもそも「初のアンドロイドプリキュア」は社会的に大騒ぎされなかったのに「初の男の子プリキュア」は社会的に大騒ぎされたのは何故なのだという想いも無くもないのですが、
とにかく、この先「どんな属性のキャラクター」がプリキュアになろうと、「自分の主張を通したいためだけに、プリキュアを政治の道具にしてはいけないな」と僕は考える様にしました。

だって「プリキュアは子ども達が幸せになるためのアニメーション」なのですから。

勘違いしないで欲しいのは「プリキュアとポリコレ」を語ることは全然良くて、それはむしろ「プリキュアの良さ」を知るためにも必要だと思うのですけど、
「子どもたちの為に作られている」という視点を省略して語る事は「自分はしないでおこう」、というお話です。

数字の事を書かずに、こういう事書くと、色んなところから悪口いわれて心が滅入ってくるのですが、せっかくなので書いておきました。

(おわり)

新しい「男の子プリキュア」が誕生した事。そして「自分の体でも、自分の心を縛れない」というメッセージ。

f:id:kasumi19732004:20181202095132p:plainHUGっと!プリキュア第42話より

 

 HUGっと!プリキュア第42話「エールの交換!これが私の応援だ!!」において新しい「男の子プリキュア」が誕生しました。
ジェンダーレス男子、若宮アンリくんがHUGっと!プリキュア5人の応援を得て、プリキュアの姿?へと変身しました。

名前は「キュアアンフィニ」

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HUGっと!プリキュア第42話より


かつて、想像やで男子プリキュアが描かれる事はありましたし、科学の力でプリキュアになった男子や、男子がプリキュアっぽい名乗りをあげることもありましたし、昨年「キラキラ☆プリキュアアラモード」においては、妖精リオ君がプリキュアの力を得て復活変身した事もありました。

しかし想像等ではなく「プリキュアの力を得て変身」し、更に「キュア〇〇」と(公式に)名乗った名前持ちの男子プリキュアは初めてではないでしょうか。

 
過去の「男子プリキュア」に関しては

prehyou2015.hatenablog.com

に あります様に

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ハートキャッチプリキュアの「キュアファイヤー」

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スマイルプリキュア!のキュアゴリラ

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ドキドキ!プリキュアのキュアセバスチャン

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キラキラ☆プリキュアアラモードのリオくん

などもいましたし、今回の「キュアアンフィニ」を「シリーズ初の!男子プリキュア!」みたいなくくりにするのにはちょっと慎重になった方が良いとは思うのですが、まあ、新しい「男の子プリキュア」が誕生した事には祝福をしたいと思います。

もちろん、いわゆるオールスター映画に出る様な正規のプリキュアでは無いと思いますし、この「アンリくんをプリキュアと認めるかどうか」はこの先のプリキュアファンの永遠の論争の1つになることは容易に予想はできます。

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 今回、観客席にキュアゴリラがいましたね。(右下)
HUGっと!プリキュア第42話より

 
個人的には、この「男の子プリキュア」の流れは、昨年キラキラ☆プリキュアアラモードのリオ君(キュアワッフル)が転換期になっているものと思っています。

昨年の時は「これは一大事!」と思って、
ちょうど「リオ君」がプリキュアの力を得て復活変身した時に「ねとらぼ」でプリキュア男子についてのこんな記事を書きました。

nlab.itmedia.co.jp

その時、リオ君は実質プリキュアだよね、という話をしつつ、
プリキュアにおける多様性表現からみて、
「男の子がプリキュアになる日」も、そう遠くないものと思います。」
と結論づけました。

それが今回実現して、本当にうれしいと思います。
(リオ君はまさに福音だったのです)

「キュアアンフィニ」
このキャラクターは、突然ポッと出てきた「男の子プリキュア」では無いのです。
「ふたりはプリキュア」のキリヤ君から始まり、15年間連綿と受け継がれてきて、プリキュア5のココとナッツや、ハピネスチャージの相楽誠司、キラキラ☆プリキュアアラモードのリオ君などの的確な描写があったからこそ生まれたキャラクターなのではないかと思います。

「肉体」は「精神」を縛れない

ただ「男の子プリキュア」に話題を取られがちなのですけど、今回のお話の主題は下記アンリ君の

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HUGっと!プリキュア第42話より


 「たとえ若宮アンリの体でも」

「若宮アンリの心をしばることはできないんだ」
に収束される様な気がします。


「肉体」は「精神」を縛ることが出来ない、というメッセージを、小さな子ども達に向けて発信した事。

「肉体と精神の不一致」に苦しんでいる子供達、
そして「肉体と精神の不一致」を嘲笑する子どもの世界もまだあるのかもしれません。

そんな子どもたちにも、
「男の子もプリキュアになる事が出来る」事を知らしめたのです。

「肉体は精神を縛ることはできない」すなわち
「あなたの肉体は、あなたの精神を定義づけるものでは無い」というメッセージ。

HUGっと!プリキュアにおいては、アンドロイドがプリキュアになったりもしていますす。
「肉体」と「精神」は切り離して考えた方が幸せになれるよね、という考え。
「なんでも出来る、なんでもなれる。輝く未来を抱きしめて!」
は伊達じゃあないのです。

プリキュアは子どもたちのためのアニメーションなのですから「子どもたちが喜ぶこと全部入り」でいいと思います。子どもが喜ぶことは全部やる、子どもが不快に思う事は一切やらない、外野のおじさんの声は聞かない。その選択の結果が「男子プリキュア」であるならば、そんな幸せな事はないのだと思います。

ともかく。
史上初かは置いておいて、
まずは、新しい男の子プリキュア「キュアアンフィニ」を祝福しようじゃありませんか

(おわり)

はてなブックマーク - 史上初 男の子プリキュア誕生 シリーズ放送開始から15年 | ハフポスト

id:lady_joker 様

lady_joker素晴らしいこととは思うのだが、リアル5歳児の男の子とかはプリキュアになりたがってるのだろうか、多くの子供たちを無視して大人たちが「正しさ」に向けて突っ走ってるだけなのではという気もしており判断保留    2018/12/02

「男の子もプリキュアになりたがっている」

というのは、データででています。↓

prehyou2015.hatenablog.com

 

 

2019年新プリキュア「スター☆トゥインクルプリキュア」が発表。めぐりあい宇宙(そら)。

 

2019年のプリキュア「スター☆トゥインクルプリキュア」が発表になりました。
「平成に放送が開始する最後のプリキュア」になりますね。

公式から#スタプリが出ていますので、略称は「スタプリ」で揉める事もありませんね。

いつもに増して「ファンシー感」が強いロゴですよね。どことなく80年台っぽい感じもしなくもないです。
タイトルロゴからして、4人体制なのかな・・・?

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※2018年「HUGっと!プリキュア」の15年目で盛大に15周年を祝いました。
来年2019年は「満15周年」なので、まだまだ祝えますね!


仮に、全体を1/3づつにして「前期」「中期」「後期」に分けるとすると、

<前期>
ふたりはプリキュア
ふたりはプリキュアMaxHeart
ふたりはプリキュアSplash☆Star
Yes! プリキュア5
Yes!プリキュア5GoGo!

<中期>
フレッシュプリキュア!
ハートキャッチプリキュア!
スイートプリキュア♪
スマイルプリキュア!
ドキドキ!プリキュア
ハピネスチャージプリキュア!

<後期>
Go!プリンセスプリキュア
魔法つかいプリキュア!
キラキラ☆プリキュアアラモード
HUGっと!プリキュア
スター☆トゥインクルプリキュア

となりますね。
え?え?スマイルプリキュアもドキドキ!プリキュアもハピネスチャージプリキュア!も「中期」の作品になるの・・?つい最近放送してなかった・・?

スイート~スマイルあたりが「真ん中のプリキュア」ってのもなんだか実感がありません。(最近放送してなかった・・?)



キャッチコピーとして発表されたのは

 「宇宙(そら)に描こう! ワタシだけのイマジネーション!」

 

宇宙を「そら」と呼ばせるのは女児向けアニメでは珍しいですよね。
「めぐりあい宇宙(そら)」とか「 宇宙(そら)を駆ける」とかガンダムで多用されているイメージです。

「スター☆トゥインクル」・・宇宙(そら)に描こう・・
イマジネーション・・
「創造力」がカギになるのでしょうか・・?

わざわざ、宇宙を「そら」と読ませているのに、
「ワタシ」はカタカナ表記なのも気になります。

 かつて
「魔法の言葉、キュアップラパパで2つの世界がいまつながる!」

っていう、「魔法つかいプリキュア!」全50話を全て見終わった後にもう1度聞くと「そんな深いキャッチコピーだったのか!!」と思わせる事もありました。

キャッチコピーは、製作者が1年間の思いを込めて、死ぬほど推敲して考えられているものだと思います。

(タイトル発表と同時に発表になったキャッチコピー)
2015年「2015年、プリンセスへの扉が開かれる……!」

2016年「魔法のことば『キュアップ・ラパパ!』でふたつの世界がいま繋がる!
2017年「つくって!たべて!たたかって!」
2018年「なんでもできる! なんでもなれる! 輝く未来を抱きしめて!」
2019年「宇宙(そら)に描こう! ワタシだけのイマジネーション!」

「宇宙(そら)に描こう! ワタシだけのイマジネーション!」

プリキュア最近の流れ主流の「個性を大事に、自分自身を好きになろう」って感じなのでしょうか。どんな意味をもってくるのか楽しみですよね。

例年通りならば、次回はおそらくクリスマス明けに、キャラクターデザインやら世界観なりが公表されるハズです。


まずは2019年もプリキュアを楽しめる、という事実に感謝したいと思います。
良かった良かった。

(おわり)

 

ねとらぼ様で「娘とプリキュア観に行った記事」が公開されました。

ねとらぼ様で記事が公開されました。
娘とプリキュア映画を観に行ったお話です。
おもいっきり感情に寄せて、今までの連載と全く毛色が違うので、
不安になってねとらぼ編集の方に「こんなの書いちゃったのですけど・・いいすか?」と聞いた所、OKがでたので突っ走りました。

こちらです。

nlab.itmedia.co.jp

 

ねとらぼの方では使わなかった娘の写真です。

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これで

「映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ」関連は「3つの視点」から記事を書いたことになります。

1:感想記事(自ブログ)

prehyou2015.hatenablog.com

 

2:数字から見た真面目な記事(リアルサウンド映画部様寄稿)

realsound.jp

 

3:思いっきり感情に振った記事(ねとらぼ様)

nlab.itmedia.co.jp

 

気づいたのですけど、
寄稿記事とか連載記事書きながら、冬コミ用の同人誌書いていると、全く自分のブログが更新できなくなりました。。。。

(おもちゃランキングとか、NHK調査のプリキュア視聴率とか色々書きたいのにーーー)

落ち着いたら、自分のブログもきちんと更新します。

 

冬コミ新刊出します。
「オトナのプリキュア事情」
よろしくおねがいします。

 

 (おわり)

 

 

おじさんもニッコニコでパフェを食べる。プリキュアカフェ、チアフルダイナーがステキ空間だった。

全員です。
ふと周りを見ると、子供たちも、オトナたちも、もちろん、おじさんも。
その空間にいる全員がニッコニコで
彩られたパフェを、パンケーキを、オムライスを、
満面の笑みで食べていたのです。

そう。
そこは子供も大人も関係なく。
性別の差なんて関係なく。
だから。
おじさんだって、
ニッコニコでパフェを食べる事が出来るステキ空間。

まさに「プリキュアの名の下に皆が平等」
プリキュアカフェ~チアフルダイナー~
ここは、そんな場所だったのです。

********

 2018年10月18日から開催されている、プリキュアをテーマにしたカフェ、
「プリキュアカフェ~チアフルダイナー」に行ってきました。

precurecafe-cheerfuldinner.jp(東京、大阪、仙台、埼玉の4都市で開催されています。開催の概要は一番最後に)

 
自分が行ったのは、大阪のあべのキューズモール 4階にある店舗。
夜18:30からの回だったので、外観もライトアップされかなり幻想的でした。

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(大阪会場;ライトアップされ幻想的な外観でした。)


 WEBから事前予約も出来ますが、予約なしでフラっと行っても空いていれば入れる様です(自分が行った時も何名か家族連れの方が予約なしで入っていました)

時間指定の80分の入れ替え制です。

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(外観です。「ふたりはプリキュア」「HUGっと!プリキュア」の計8人がお出迎え)

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(はなちゃん、可愛すぎやしませんか?)

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大阪会場は2018年12月30日までの期間限定オープンです。
(※会場により終了日時が違います)

自分は男性3人連れで行ったのですが、他のお客様は家族連れから、女性だけのグループ、男性1人での来店まで多種多様でした。

会場内はこんな感じ。

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店内では「HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュアオールスターズメモリーズ」のプロモーションビデオを始め、「HUGっと!プリキュア」「キラキラ☆プリキュアアラモード」「魔法つかいプリキュア!」などのプロモーション映像も流れ、小さな女の子が熱いまなざしを注いでいました。

 
壁にはオリジナルのイラスト群。

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えみるちゃん可愛すぎやしませんか?

 

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入場特典は紙製のランチョンマット。4種類からランダムで1枚貰えます。

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ドリンクを注文するとオリジナルのコースターが1つ付いてきます。
(8種類のうちからランダムです。)


予約時間10分前に行って並んでいたらその時にオーダーも取ってくれた為、席に座るとほぼ同時にドリンクなどが運ばれてきました。その他料理も待たされる事なく、どんどん出てきます。(どのテーブルも写真をとるのに忙しい様でした)
 
とりあえず「男性3人」で注文したメニュー。

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DANZEN!ふたりはカフェラテ ¥ 990(税抜)

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フレフレ!私!HUGっと!カフェラテ ¥ 990(税抜)

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もっとバリバリ!なぎさとほのかのクリームソーダ ¥ 1,090(税抜)

 

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デュアル・オーロラ・ウェイブ!パフェ ¥ 1,490(税抜)
下に回る台が付いていて、パフェが回転します!!

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輝く未来を抱きしめて!フルーツパンケーキ!~アスパワワを添えて~
¥ 1,390(税抜)
3段重ねのパンケーキ。ものすごいボリュームなので注意です。
旗が2本もついていて、お土産に持って帰れます。

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映画公開記念 ~プリキュアオールスターズメモリーズパフェ~
¥ 1,390(税抜)(11月30日までの販売)
マシュマロとゼリーとアイスの食感が楽しめました。プレートも食べられます。

 

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 大好きいっぱい!プレートセット~YELL FOR YOU!~
¥ 1,390(税抜)

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ふたりの仲良しチキンワッフルサンド ~TAKO CAFE SPECIAL~
¥ 1,490(税抜)
タコ焼きが浮いています。

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美味しすぎてありえな~い!?チーズキーマカレー
¥ 1,590(税抜)
こちらのプレートも食べられます。


その他メニューは公式ページでご確認ください。

CAFE MENU - プリキュアカフェ ~チアフルダイナー~


****************

プリキュアカフェ~チアフルダイナー~

たくさんの「家族連れ」で賑わっていたのが印象的でした。
(行く前は、もっと自分の様なおじさんがたくさんいるのかと思っていましたが、そんな事はありませんでした)

プリキュアが、きちんと「子供たちとその保護者」というメインターゲットに届いているんだな、と隣の席で嬉しそうにパフェを食べる女の子を見て思いました。
(関係無いかもですが、料理には「生野菜がけっこう多め」に使われていたのに、隣の席の子どもが、苦戦しながらも全部食べていたのが印象的でした)

男女比は、自分が行った時では女性の方が多く、女性6:男性4くらいな感じ。
(ただあくまで見た目なので「正確な性別」はわかりません)
(別の日に行った友人複数に聞いても「だいたい男女比は5:5くらい」だったとの事。)

若い女性もいました。
若い男性もいました。
おじさんもいました(僕です)
お母さんもいました。
お父さんもいました。
もちろん、
子供もたくさんいました。

このカフェに来ている人を見てみると、
「プリキュア」というコンテンツは、あらゆる世代に受け入れられているんだなって思います。

料理も美味しかったです。野菜がたっぷり使われていて、こういうコラボカフェにありがちな、いわゆる「インスタント感」「冷凍食品チンしただけだろう感」「キャラプレートのっけただけだろう感」が全くなく、1つ1つ丁寧につくられている印象を受けました。

(1つ1つの料理やデザートが結構それだけ単品で通用する普通の大きさのため、自分たちの様な人間はどうしても、沢山種類を頼んでしまうために、終わるころには結構お腹がいっぱいになります。)

あと店員さんの、ものすごく丁寧かつ適切な接客も好印象でした。
おそらく、こういったコラボカフェの印象のキーになるのは店員さんの接客だと思われるのですが、もう、今回行った大阪店では、それが本当に完璧でした。ありがとうございました。

あと、ここでしか買えないオリジナルのグッズ販売もあります。けっこうかわいい、女性向けのグッズが並んでいて、女性客が売り場に群がっていました。

 
自分はマグカップとクリアファイルを買いました。


プリキュアカフェ~チアフルダイナー~

冒頭でも言った様に、
ふと周りを見ると、
大人も、子供も、お姉さんも。
そして、おじさんも。
全員です。
その空間にいる全員がニッコニコでパフェを、パンケーキを、オムライスを、
満面の笑みで食べていたのです。

女の子だってヒーローになれる。
男の子だってお姫様になれる。
女の子が電動ドリルにときめいても良い。
そして
おじさんだって、ニッコニコでパフェを食べる。

「HUGっと!プリキュア」で描かれる多様性。
それを体現できるステキ空間でもありました。

そう。
人類はプリキュアの名の下に平等になれるのです。
行って良かった。

(おわり) 

precurecafe-cheerfuldinner.jp

開催概要
【東京(有楽町)会場】
◆開催期間 2018年10月18日(木) ~ 12月16日(日)
◆場所    有楽町マルイ
東京都千代田区有楽町2丁目7-1マルイ8階
◆営業時間 11:00 ~ 21:00(月曜日~土曜日)
10:30 ~ 20:30(日曜日・祝日)

【大阪会場】
◆開催期間 2018年10月18日(木) ~ 12月30日(日)
◆場所    DELASOUL CHARBON
    大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-6-1
    あべのキューズモール 4階
◆営業時間 11:00~21:20

【仙台会場】
◆開催期間 2018年10月26日(金) ~ 12月30日(日)
◆場所    宮城県仙台市青葉区中央1-10-10
    仙台ロフト8階
◆営業時間 10:20~20:40

【埼玉会場】
◆開催期間 2018年11月8日(木) ~ 2019年1月6日(日)
◆場所    BOX CAFE&SPACE
    埼玉県越谷市レイクタウン4丁目2番地2
イオンレイクタウンkaze レイクタウンゲート1階
◆営業時間 11:00 ~ 20:00

◆事前予約 2018年10月2日(火) 18:00~/ ¥500(税抜)

 

(感想)「映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ」ミラクルライトの演出が、凄いの!


 ※映画の内容(特にミラクルライト関連)ネタバレしていますので、注意してください!!

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(画像引用)https://img.animatetimes.com/news/visual/2018/1529049930/1529050838931.jpg

 

ミラクルライト演出が凄い

「映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ」


あなたが、ほんの少しでもプリキュアに興味があるのなら。
あなたが、昔、少しでもプリキュアを観ていた事があるのなら。
そして、
もちろん今、プリキュアを好きならば。

ぜひ、劇場に足を運んでほしい。
この映画を観てほしい。
「ミラクルライト」の演出を見てほしい。
凄いから。

僕は、劇場を後にする時改めて思いました。
「プリキュアをずっと好きでいて良かった。」
「この映画を「体感」して、本当に幸せだった」と。

劇場は大盛況

2018年10月27日(土)。映画「HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ」が公開されました。
事前告知で「ふたりはプリキュア」を始めとした55人のプリキュアオールスターズが声有りで出演する、という事が大きな話題となっていましたよね。

2018年10月27日(土)。
ミッドランドシネマ名古屋空港(愛知県西春日井郡)。公開日、朝イチ9:40分の回。
前日予約の段階で「ほぼ席が埋まっている」という、この場所でプリキュア映画を観る様になって初めての出来事に少しびっくりしていました。


映画館に到着すると、ロビーには沢山の親子連れ。もう例年の2倍?はいるであろう子供達。中にはキュアエールやキュアアンジュ、キュアホワイトのコスプレをした子供や、モフルンやはぐたんのぬいぐるみを持った子供たちなど、例年にも増して賑やかな始まりとなりました。

354席、この映画館で1番大きなスクリーンの客席は、ほぼ満員状態。親子連れが90%位、高校生?大学生?らしき女性のグループもチラホラ見られていました。意外と?「いわゆる大きなお友達」は少なかった印象です。満員を避けたのかな‥?

しかし満員状態でプリキュア映画を観るのはいつ以来だろう。。。?

始まった映画は、歴代のプリキュア映画の中でも屈指の「ものすごい仕掛け」が用意された、笑いもあり感動もあり、お子様から大人まで十二分に楽しめる、とんでもないものだったのです。

 

HUGっと!プリキュアの映画です。

「春のプリキュアオールスターズ」と違い、秋のプリキュア映画は基本的に「その年のプリキュア」のみで構成されます。(昨年キラキラ☆プリキュアアラモードの映画では、魔法つかいプリキュア!の客演はありました)

「HUGっと!プリキュア」の映画に55人ものオールスターズが出てくる、というのは「HUGっと!プリキュア」単体の映画を観たかったファンには、ちょっとどうなのかな?って思うのかもしれません。

でも安心してほしいのです。

この映画は、確かに「HUGっと!プリキュア」5人の、そして「野乃はな」の物語だったのです。

育児の辛さも、正面から描く。

自分が「HUGっと!プリキュア」で唯一弱いと感じている点として「育児のマイナス面が描かれない」というのがあります。
経験上「赤ちゃんを育てる」のは当然楽しい事だけではなく、ツライ事も数多くあるのですが、TVアニメ本編では比較的「育児の楽しさ」に重点をおいている様に感じられます(もちろん、育児の大変さも無いわけでは無いのですが)

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『映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』予告編 - YouTube


しかしこの映画では、きちんと育児のツラさ、大変さを「執拗に長い時間をかけて」描いているのです。(70分という短い映画かつオールスターズも出さないといけない状態で、これはかなり重要な選択だったのだと思います。)

敵、ミデンの攻撃により、小さくなってしまったプリキュア(ベビープリキュア)達のお世話をする事になったキュアエール(野乃はな)と、キュアブラック(美墨なぎさ)。
その育児シーンは、はなちゃんが「育児のつらさのあまり泣き出すレベル」で展開します。
目を離すとすぐにどこかにいってしまう子供、ミルクを叩き落とす子供、だっこしていると蹴りまくる子供、靴を意図的に投げる子供。
でも怒る事も出来ず、ただ事態を受け入れざるを得ない。

これ、子どもと一緒に見ている保護者の方には、かなり「あるある」だったのではないでしょうか。「愛情があれば子供はおとなしく言う事を聞く」っていうのは只の幻想ですよね。途中「無意識的に思わず怒ってしまい、更に状況が悪化する」のも「あるある」です。

育児のつらさに思わず泣きだしてしまったはなちゃんに、思わずハリハム・ハリーが言ってしまいます。(台詞の詳細忘れましたが)
「プリキュアなんだからしっかりしいや」みたいな言葉を言います。

これに反論したのが、プリキュアの大先輩、美墨なぎさだったのも良かったですよね。
「プリキュアだって普通の中学生だよ」

これは思わず大人が良く言ってしまう
「お姉ちゃんなんだから、しっかりしなさい」に対しての「お姉ちゃんだって、普通の子どもだよ」というプリキュアからの回答。
また、
「あなたはお母さんなんだから、しっかりしなさい」という周囲の無責任な投げかけに対する「お母さんだって、只の人間だよ」というプリキュアからの回答。

そんな事をプリキュアの大先輩は、子供たちに、そして育児に四苦八苦している保護者へ伝えている様に僕は感じました。

また「HUGっと!プリキュア」がずっとテーマにしてきた「子供はみんなで育てるもの」と言う描写もしっかりしていました。 序盤、はぐたんのオムツを替えるシーンでは、さあやがお手洗いの場所を調べて、はなとほまれが向かうなど「全員での育児」が描かれたり、その後のはなちゃん1人で3人もの子供を抱えて四苦八苦するシーンでは「ワンオペ育児」の辛さも描かれています。

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『映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』予告編 - YouTube

また、要所要所でキュアエールの応援「フレフレ!~」がストーリー上の重要なポイントとなっていたり、キュアマシェリとキュアムールのコンビプレイや、さあやの相変わらずの博学っぷりなど・・。もう「HUGっと!感」が満載です。

だから。
HUGっと!プリキュアがオールスターズに取られてしまった!と感じている方も安心してほしいのです
この映画、まごう事なく「HUGっと!プリキュア」の映画だったのです。

引坂理恵さんって凄くない??

キュアエール役の声優、引坂理恵さんって、凄くないですか??
本当に失礼ながら、自分はキュアエール役に選ばれるまでほとんど存じ上げていなかったのですけど、この方、とんでもない声優さんだと思うのです。

TV本編でも戦闘シーンでの掛け声がすごいなあ・・上手い人が出てきたなあ・・・・とは感じていたのですけど、

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『映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』予告編 - YouTube


今回の映画の中盤、とあるピンチの場面でキュアブラックとキュアホワイトにエールを送り「フレフレ!」をするシーンがあるのです。

はなちゃん立ち直りからの「こんなの、わたしのなりたい野乃はなじゃない!」からの大きく息を吸って貯めに貯めてからの「フレフレ!」とつながっていくシーン。
引坂理恵さんの演技、というかそれは「はなちゃんの心からの慟哭」で、その「フレフレ!」は本当に凄まじく、そのあらゆる全ての感情を載せた台詞に、自分は鳥肌が立っていました。

声優さんに全く詳しくない自分に「声優さんの演技」について語る資格はないのかもですけど、この時の引坂理恵さんのキュアエールは、体が震えるほど、僕の心を打ちました。もう、本当にすごいのですよ。
これから映画を観ようと思っている方、そしてリピーターの方、「ぜひ、中盤の野乃はなのフレフレ!、そして終盤、とあるキャラへの「フレフレ」からの一連の台詞で引坂理恵さんの台詞の「凄さ」に注目してみてください。同じ「フレフレ」で、ここまでもの感情の差を、そして心に響く演技ができるのか、ともの凄いものがみられます。

 

ふたりはプリキュアMaxHeartの映画でもあった。

でね。
「HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ」という名の通り、今回の映画は「ふたりはプリキュア(MaxHeart)」の3人もほぼフル出場しているのですよね。

中盤、はなちゃんを助けようとしたなぎさを更に庇って、ベビープリキュアになってしまったキュアホワイト。

そのキュアホワイトが「とある事」により復活するのですけど、その辺りの人間模様はまさに「ふたりはプリキュアMaxHeart」。

(画像引用)https://img.animatetimes.com/news/visual/2018/1540028701_1_7_9a92aad79cc658b95ec6f7939449a04f.jpg

↑上の画像から連なる
キュアホワイト復活シーンは、中盤屈指の名場面。個人的には一番ウルっと来ました。なぎさの「とある台詞」が本当に、良いのです。

美墨なぎさ視点で構成すれば「ふたりはプリキュアMaxHeart外伝」としても機能するレベルでの「2人の濃密な描写」がお見事でした。

あと序盤にふたりを庇いベビー化し、終盤復活する「シャイニールミナス」が良いのです!やっぱり良いのです!3人の信頼関係がバッチリ描かれています。「輝く命、シャイニールミナス」そう。命は輝いているんだよ。いつだって。

この映画「HUGっと!プリキュア」の映画であると同時に「ふたりはプリキュアMaxHeart」の映画でもあったのです。

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(画像引用)『映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』予告編 - YouTube

ミラクルライトの使い方がすごい 

そして今回の映画で自分が最も「凄い」と思ったのは今作の「ミラクルライトの使い方」です。
例年の「プリキュアに力を与える」「子供たちの応援がプリキュアのピンチを救う」のではないのです。

流れ的にはこんな感じです(ネタバレ特に注意)

敵キャラ、ミデンの手によりプリキュア55人全員がベビープリキュアにされて大ピンチ。
そんな時、はぐたんがスクリーンの向こう側にいる観客(つまりリアル世界の僕たち)に気づきます。

「ミラクルライトで想いを伝えれば、プリキュアは復活する。」
だけどハリハム・ハリーとはぐたんには「過去のプリキュアとの想い出」が無い
そこでハリーは言うのです。

(↓正確な台詞は覚えきれていないので意訳です)
「そうだ!!この映画を観に来ている子供たちだったら、昔のプリキュアとの想い出が沢山あるやないか!だから、子供たち!どのプリキュアでも良い、自分の大好きなプリキュアの名前をたくさん、たくさん呼んで、かわいいと思った所を、カッコイイと思った所を、好きだった場面を、ミラクルライトに込めて、プリキュアに伝えてほしい」と訴えかけるのです。

もうね、これ、プリキュア史どころか日本の歴史に残る「大演説」だったのです。

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『映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』予告編 - YouTube


そう。
今回のミラクルライト演出は「子供たち、そして今までプリキュアを応援してくれたファンたちが、プリキュアへ、たくさんの大好きな想いを伝えること」として機能しているのです。

もう。泣くよね。
そして自分が見た時は、劇場は満員のお客様。
たくさんの子供たちがミラクルライトを光らせて、それぞれが大好きなプリキュアを応援し、一生懸命、大好きを伝えていました。

そして、リアル世界の子ども達の「プリキュアを大好きな想い」こそが、スクリーンの中のプリキュアを復活させたのです。

凄くないですか???

「フレフレ!みんな フレフレ!私」に代表される様に「応援」を1つのテーマとしてきた「HUGっと!プリキュア。」

その「HUGっと!プリキュア」の映画の中で、
「子供たちが「実際に応援する事」によって、本当にスクリーンの中のプリキュアが復活し、大活躍する」
これほど「応援」という行為に説得力を与えることはないと思うのです。

そしてその応援の内容が「プリキュアへ、大好きという想いを伝える事」、
つまり「応援とは、”あなたが大好きである”という事を伝える事」だったのです。

そして、それはかつて「HUGっと!プリキュア」TVアニメ本編で若宮アンリ君に「応援なんて誰にでもできる」と揶揄された野乃はなが出した結論に収束されていくのです。

「応援する」という事。それはすなわち「大好きを伝える事」。

それをただ机上の空論ではなく、ましてやTVアニメの中だけ言い放つだけではなくて、実際に、子供たちにリアルな場面で「応援」を提示し、そしてその子供たちの「大好きという想い」がプリキュアを復活させる、というギミックは、本当に、本当にすごい事なのじゃないかと、僕は思うのです。

そう。。この映画の中でプリキュアを救ったのは、間違いなく「子供たちのプリキュアが大好きな心」だったのです。(あ、大人たちもですよ!!)

そして今回の映画の副題「オールスターズメモリーズ」。
単純に「プリキュアオールスターズの記憶が物語のキーとなる」という意味だけではなく、
オールスターズメモリーズとは「プリキュアが大好きな子供たち、そしてずっとプリキュアを応援してきた人たち「全てのプリキュアファン」の”プリキュアに対する15年間の想い出”」という意味もあった事を知るのです。

まさに「プリキュア15周年」にふさわしい、素敵な演出でした。

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(画像引用)『映画HUGっと!プリキュア♡ ふた りはプリキュア オールスターズメモリーズ』エンディングダンス映像 - YouTube

 
そして、復活したプリキュア55人のカタルシスが、これまた凄い。

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『映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』予告編 - YouTube

 

最新作からさかのぼり次々に出てくるプリキュアアたち。
コアなファンには、そのアレンジされた歴代のBGMの変化と共に「来るぞー、来るぞー、来るぞー、キターーーーー!!」となる演出。
55人のプリキュア達が、それぞれの技を使い、それぞれのテーマに沿って、キュアエールを励まし、その力をもってスクリーンを大暴れする様は、まさに「プリキュアオールスターズ」!!

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(画像引用)『映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』予告編 - YouTube

どのプリキュア達の描写にも手は抜きません。それぞれ思い入れのあるプリキュアがしっかりと活躍し、どの世代の方も楽しめるオールスターズとなっています。

(ものすごい余談ですけど、キュアラブリーの「ラブリービーム」とキュアブロッサムの「おしりパンチ」はTV版オールスターズ(37話)でも披露していたし「この2人といえばこの技」と認識されているの、凄いなあ・・)

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(画像引用)『映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』予告編 - YouTube


そして物語は雨の降る中「キュアエールとミデンの物語」で幕を閉じます。
54人のプリキュアがキュアエールのために。
キュアエールはミデンのために。

「プリキュア・オール・フォー・ユー」

だったのです。

体感してほしい。

とにかく「映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ」は、

「HUGっと!プリキキュア」の映画でもあり、
「ふたりはプリキュアMaxHeart]の映画でもあり、
「プリキュアオールスターズの映画」でもありました。

それをたったの70分に凝縮した、奇跡の映画だと僕は思うのです。
こんな映画2度と見られないかもしれません。

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(画像引用)『映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』予告編 - YouTube


だから。
まだ見ていない方、
ぜひ、劇場へ足を運んでほしいのです。
(大丈夫、オトナお一人様もたくさんいます)
そしてミラクルライトの演出を体感してほしいのです。

そしてプリキュアに、ありったけの想いを伝えてほしいのです。
あなたの「プリキュアへの想い」だけが、プリキュアを復活させるのだから。

あの時、プリキュアに出会えて良かった。
ずっと、ずっとプリキュアを好きでいて良かった。
心の底から、そう思います。

(おわり)

 

 

(ラスト、この55人勢揃いの「DANZEN!ふたりはプリキュア~唯一無二の光たち~のダンス映像もすごいのです。)

www.youtube.com

プリキュアかるた2018。今年の「る」はやっぱり?この人でした。

さて、毎年恒例の「プリキュアかるた」のお話です。

お子様以外で「プリキュアかるた」を毎年楽しみにしている人が世界には20人くらいはいると思います。そのうちの1人が僕です。

2018年「HUGっと!プリキュア」の表紙はこんな感じです。
(プリキュアかるたはプリキュアの「公式の着物姿」が見られる貴重な機会なのです。)

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「る」

で、「る」です。
何を言っているのか解らない人に説明すると、
プリキュアのかるたの

「る」は「るすばん」の確率が異常に高いのです。

毎年、10月中旬になると(一部の愛好家の間で)「今年のプリキュアかるたは誰が留守番するんだろう・・」とざわつきだします。

で、2018年「HUGっと!プリキュア」の
「る」は、

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HUGっと!プリキュア かるた より

「るーるー・あむーるは くらいあすしゃの あんどろいど」でした。

そう。今年はこの人がいました。ルールーさんです。
しかし何故「クライアス社バージョンのルールー」なのかは謎です。

過去の「る」一覧です。

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マックスハートの「ルルン」
魔法つかいプリキュア!の「ルビー」
そして
2018年HUGっと!プリキュアの「ルールー・アムール」

プリキュアかるた「る」の「留守番」以外の新たな歴史が作られました。

過去のプリキュアかるた表紙

過去のプリキュアかるたの表紙一覧です。 

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毎年、毎年、華麗な着物姿が見られます。
毎年、構図考えるのたいへんでしょうね・・コレ。
(発表時期の関係でスイートプリキュア♪のアコちゃんだけがいないのが本当に悔やまれます・・)

羽子板芸

あと、プリキュアかるたは「羽子板芸」が毎年みられます。
2018年「HUGっと!プリキュア」の羽子板は、愛崎えみるちゃんが「ハリハム・ハリー(人間版)の羽子板をもっていました。
(・・なんというか、ほまれちゃんが羽子板係じゃなくてよかったのかどうか・・)

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(「羽子板」には毎年なんらかのネタを仕込んできます)

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 キュアマリンが自ら正体をバラしている所や、誠司の羽子板を持つヒメ、お兄様の羽子板を持つトワなど、色々と面白いです。
だいたい、その年の妖精かイケメンが羽子板に描かれる様です。

 プリキュアかるたは面白い

「プリキュアかるた」はプリキュアだけではなく「サブキャラクター」や「敵キャラクター」にも焦点が当てられるのも素敵な所です。
2018年「HUGっと!プリキュア」のかるたはでは、

イケメンたち

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HUGっと!プリキュア かるた より

イケメンキャラが全員集合です。
これ以外にも「チャラリート」「リストル」さんも描かれています。


野乃ことり

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HUGっと!プリキュア かるた より

はなちゃんの妹、ことりちゃんは2枚に登場する優遇っぷりでした。

 

 プリキュアかるたは、全てのイラストが描きおろしなのも魅力の一つです。

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HUGっと!プリキュア かるた より

こういったサブキャラクターも出てきます。

 

 

 

 お正月にはプリキュアかるたを

 プリキュアかるた、もちろんお子様は大喜びだと思います。
「たのしく もじを おぼえちゃおう!」とあるように、お子様が楽しくひらがなを覚えるのに最適だと思います。
お正月の家族団らんにどうでしょうか?

また「大きなお友達的」には書下ろしイラスト満載だったり、ハっとする文章があったりでとても面白いのです。

楽しさは、保証しますよ。 

(おわり)