10月24日、20歳の誕生日を迎えた歌手のAdoさんが『プリキュア5、スマイル go go！』のうたってみた動画を投稿しました。
プリキュア声優さんを始め、プリキュア関係者もリツイートしていたりと本当にすごい反響となりました。
自分も実際に聞いてみて、力強い歌声、圧倒的な歌唱力と表現力で本当にすごい歌い手さんだな、と再認識しました。
実際、Adoさんは現在20歳の「プリキュア５世代」で、ずっと心にプリキュアが残ってくれている事、いちプリキュアファンとしても本当にうれしく思います。
この動画、自分含めネットでも自分の周りでは好意的に受け入れられ大好評だったのですよね。
そんな中「Adoさんの批判がプリキュアファンからあがっている」という記事が見られます。
（記事）
Adoに“大きなお友達”激怒！『プリキュア』熱唱も「イメージと合ってない」 - まいじつ
>>同年代のファンには大好評だが、「プリキュア」ファンの〝大きなお友達〟からは不評を買っているようだ。
しかし「プリキュア」ファンからは、
《Adoが嫌いとかじゃなくて彼女には彼女に合った曲があると思っていてプリキュアは合わないと思う》
《プリキュア好きだからadoに歌わないで欲しかった》
《Adoのプリキュア5下手すぎん？ 歌い方が曲のイメージとまるで合ってない。いつもの歌い方を貫くだけ貫いて、全然曲に寄り添ってない》
《Ado、プリキュア歌ったらしいけど、もうここまで来ると、何でもかんでも自己顕示欲満たすための踏み台にされてる感が否めなくて、今一度ご自身の活動の仕方考えたら？って思ってしまう》
《Adoサイドは何でこんなにカバーが批判されてるか、もっとよく考えたほうがいいよ》
《なんて言うか一方的な歌唱力の押し付けというか、本来の作品イメージと違う歌い方でゴリ押ししてるからコレジャナイ感が凄いんだろうなぁ》といった苦言が寄せられている
本当にプリキュアファンがこれらを言っているとしたら、
同じプリキュアファンとして本当に申し訳ない。
という事で、これらを本当に「プリキュアファン」が言っていたのかを検証しました。
上記のコメント6個のうち、実際に見つかったのは４つ。
４つとも異なるアカウントで、ツイッター上での発言でした。
ツイッターより
※どんな意見があろうとも、それは個人の自由ですしそこには何の問題もありません。（これは「ちゃんと検証しましたよ」という証拠のために引用しました）
で、このアカウント達が「プリキュアファン」であれば、きっと他にもプリキュアのつぶやきをしている可能性が高いものと思われます。
これらのアカウントの過去のつぶやきを「from:アカウント名 プリキュア」で他にどんなプリキュアのつぶやきをしているのか調べてみました。
Adoさんに苦言を呈したとされる4アカウントのうち、
Ａさん：「プリキュア」のつぶやき無し
Ｂさん：「プリキュア」のつぶやき無し
Ｃさん：「プリキュア」のつぶやき 過去に１つ
Ｄさん：「プリキュア」のつぶやき無し
という結果となり、4アカウント全てが特に「プリキュア」についてつぶやく様なアカウントではありませんでした。
もちろん、プリキュアファンだからといってツイッターでプリキュアのつぶやきをしているとは限りません。
ツイッターでは全くプリキュアの事をつぶやかないプリキュアファンだってたくさんいるものと思われます（別垢では熱烈なプリキュアファンかもしれませんしね。）
では、なぜこのまいじつの記事では、この方たちを「プリキュアファン」と断定したのでしょうか？
その材料が無い以上「プリキュアファンかもしれないし、そうでないかもしれない」となるのが普通です。
それを「プリキュアファンが言った！」と断定するのはいかがなものでしょうか。
もちろん、誰がどんな意見であろうとも（ひどい誹謗中傷でなければ）全然ありだとは思いますし、その意見を表明するのも普通の事です。
プリキュアファンの中にだってAdoさんを良く思わない人だってそりゃあ中にはいるでしょう。それは普通の事だと思います。
しかし、ただこのつぶやきだけをもってプリキュアファンかどうかも判らないのに印象操作で
「プリキュアファンが言った」と書いたこの記事だけには、不快を表明しておきます。
少なくとも、これらの意見を「プリキュアファンが言っている」と表現する事の支持はできません。
（おわり）
