プリキュアの数字ブログ

プリキュアの数字に関するブログです。数字以外の事も半分くらい。数字に公平であるため広告、アフィリエイトは導入していません。価格.comのプリキュアおもちゃ特集ページ書きました。

プリキュア20周年は2023年。新しい試みとしてブラックペッパーにも言及~東映アニメーション株主総会2022~

2022年6月24日(金)、東映アニメーションの第84期定期株主総会が開かれました。

コロナ禍もまだまだ続く中開かれた2022年の株主総会。
質疑応答でのプリキュア関連の話題をピックアップしていきます。

(※自分も今回不参加でしたが、現地に行かれたTOM様(@setsuna_love)にツイートの許可を頂き掲載します。)

 

・不正アクセスについて

まずは4月に発生した東映アニメーションへの不正アクセスへの質問が出た様です。

不正アクセスの詳細は東映アニメーションよりプレスリリースが出ていますので詳細はそちらをご確認ください。↓

当社ネットワークへの不正アクセスに関する調査結果のお知らせ | プレスリリース | 東映アニメーション株式会社

・デリシャスパーティ♡プリキュアの話数について

その不正アクセスの影響により、デリシャスパーティ♡プリキュアは再放送期間があり、現在「5話分」が遅れている形となっています。
これに伴い、この5話分を「延長」するのか?「5話削減」するのか?ファンであれば気になる所だと思います。その質問です。

東映アニメーションからの回答としては
・延期か削減かは現在、関係各所と調整中
・映画は予定通り(9月23日)に公開される
との事です。
まだ詳細を言える段階では無いと思われます。
取り急ぎ映画は予定通り公開される様で良かったですよね。

・新しい要素としての「ブラックペッパー」

プリキュア20周年はやはり「2023年」に行われる様です。
20周年に向けて様々な企画を協議中、との事。
また、「デリシャスパーティ♡プリキュア」はブラックペッパーという新しい試みもしている、と鷲尾執行役員から言及があった様です。
「ブラックペッパーという男の子がプリキュアのお助けキャラとして参加する」というのは東映アニメーション内でも「新しい試み」と認識されている様ですね。

・プリキュア海外版権売り上げについて

東映アニメーションの決算短信には「国内版権」の他、「海外映像」「海外版権」が記載されます。プリキュアは国内版権では強いものの「海外版権」には上位4作品に入らないため、「プリキュアの海外における数字はどれくらいなのか?」という質問ですね。

東映アニメーションとしては、プリキュアの海外版権はドラゴンボールやワンピースに比べると「大きく離れている」との事。(もちろんそれは仕方ないですけど)
また、プリキュアは東アジアでは強いがそれ以外ではあまり強くない、との事。
今はまだコンテンツを知ってもらう段階である、という認識の様です。

・キュアぱずの商品化について

この質問は3年連続ですね。
ゲームアプリ「キュアぱず」で使用されたイラストをイラスト集などの商品化を検討する、みたいな回答が2020年にあり、その後の進捗を尋ねるものです。

「キュアぱず」関連の商品化は市場の大きさなどからみてなかなかに難しそうな感じですね・・・・残念ではありますが気長に待つしかありませんね。

(お金面だけの問題であれば、クラウドファンディングなどの手もあるのですけどね。きっとファンから沢山資金が集まりますよ)


プリキュアに関する質問はこれくらいだった様です。

・まとめ

 

・TVアニメの話数削減か延長かは、現在関係各所と調整中
・映画は予定通り9月23日に公開
・プリキュア20周年は、2023年になる
・プリキュア20周年に向けて様々な企画を検討中
・2022年の年末に何かあるかも??
・ブラックペッパーは新しい試み
・プリキュアの海外版権はドラゴンボール、ワンピースよりは振るわない
・キュアぱず関連の商品化は難しそうだけど善処する

 ***

少し前までは「来年のプリキュアがあるのか?無いのか?」みたいな事が株主総会でわかれば良い、みたいな感じがありましたが、ここ数年はもはや「来年のプリキュアの有無」ではなく、「来季もプリキュアシリーズはあるものとして、どんな施策を行っていくのか」みたいな感じに変わってきていますね。

 

新型コロナ禍も続く中、不正アクセス問題も絡み制作側も大変だと思います。
2023年は「プリキュア20周年」を大々的に行う様です。
(その第1報が2022年の年末に何か発表がある感じでしょうか)
我々ファンも今後もより一層プリキュアを応援していきたいと思います。

(おわり)

 

(参考までに)

東映アニメーションの「国内版権」売り上げの推移です。