プリキュアの数字ブログ

プリキュアの数字に関するブログです。数字以外の事も半分くらい。数字に公平であるため広告、アフィリエイトは導入していません。価格.comのプリキュアおもちゃ特集ページ書きました。

受験生にプリキュアを届ける、東映アニメの戦略

 高校2年生に配られる「スタディサプリ」の資料の表紙に「ふたりはプリキュア」が描かれていて、一部で話題になっています。

(スタディサプリ(旧名称受験サプリ):リクルートHDの子会社が運営するインターネット予備校)

 

https://twitter.com/unbow_dismic/status/850213713931980800


 スタディサプリ側からのオーダーなのか東映アニメの営業努力なのかは判りませんが、とにかく表紙一面に「キュアブラック」と「キュアホワイト」が描かれています。

要は、これって「ふたりはプリキュア」を当時見ていた世代が、今16~17歳になっているという事ですよね。

おそらくこれをもらった大半の高校生が「プリキュアなつかしい!」「子どもの頃見ていた!」と思ったのでしゃないでしょうか。ツイッターもそんな反応が多かったです。

スタディサプリ側は話題になるし、東映アニメ側は高校生にプリキュアを思い出してもらう良い機会になったものと思われます。


という事は、ターゲット的にも

5年後にはOL向けにプリキュアが露出され、
10年後には、ママ向けのプリキュア商品が出てくるのでしょう。

ちょうど、セーラームーンが今現在、その動きをしている様に。


今でもプリティストアなんかでは大人向けのプリキュアグッズがありますが、あくまで、プリキュアファン向けの商品、子供がプリキュアを見ている親向けの商品ですよね。

 

こういうものが、ヴィレッジヴァンガードみたいな所で「一般の人対象」で売られるようになる日が来るハズです。
この先、元女の子の成長に合わせて、プリキュアも新しい展開をしていくのでしょう。

それは新しい商品という形で現れたり、新しい企業とのコラボレーションという形で現れたり、様々な形をとるのでしょうけど、今の様な(子供向け商品)+(プリティストアでの大人向け商品)という形以外の展開をするのは確実だと思われます。
(さすがにセーラームーンの様に女性用下着出したり、生理用品とコラボするレベルまでいくのは謎ですけど・・)

p-bandai.jp

(実は、プリキュアも女性用パンプスは既にでていました。)

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http://www.excite.co.jp/News/game/20150729/Kotaku_201507_futariwa-precure-pumps.html

こういった商品が今後は更に増えていくのではないでしょうか。

 

 

「受験生に向けたプリキュアの露出」
これはプリキュアが「長期コンテンツとして歩み出した第一歩」として、実ははかなり重要な出来事なのではないかと思うのです。

おじさんは、恩恵にあずかるばかりで申し訳ない。


(おわり)